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カタールW杯戦力値ランキング【クロアチア代表】紆余曲折!?世界最高クラスの中盤なのに…

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、クロアチア代表の特徴を分析する。※情報は10月10日時点


クロアチア代表


【写真:Getty Images】


戦力値ランキング:14位
監督:ズラトコ・ダリッチ
予選成績:7勝2分1敗
FIFAランキング:15位
戦力値:78(攻撃19/守備19/選手層18/勝負強さ22)


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 ロシアワールドカップでは準優勝という快挙を成し遂げたが、そこからの4年間は紆余曲折があった。昨年のユーロ(欧州選手権)はラウンド16で去り、ワールドカップ欧州予選も初戦でいきなり躓いた。しかし、ルカ・モドリッチを中心としたチームは崩れることなく勝ち星を重ねて本大会出場権を得ている。

 モドリッチ、マテオ・コバチッチ、マルセロ・ブロゾビッチによる中盤トライアングルは、長い時間をかけて世界最高レベルのコンビネーションを築き上げている。デヤン・ロブレンの衰えが目立つ最終ラインは、ヨシュコ・グバルディオルがワールドクラスへの階段を上っているところで、本大会での活躍にも期待がかかる。

 4年前から変わった顔ぶれはグバルディオルらごく少数で、基本的には前回大会の踏襲という形になるだろう。経験値という部分では申し分ないスカッドだが、サプライズを起こせる力はないのかもしれない。ベルギー代表、カナダ代表、モロッコ代表とのグループステージは、クロアチア代表にとって恵まれていると言えるだろう。決勝トーナメントに駒を進めるのが現実的な目標だ。

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