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何があった…? マンチェスター・ユナイテッドで嫌われた5人。歓迎されなくて当然な選手たち

シリーズ:嫌われた5人 text by photo by Getty Images

FW:アレクシス・サンチェス(マルセイユ/フランス)


【写真:Getty Images】


生年月日:1988年12月19日
マンチェスター・ユナイテッド通算成績:45試合5得点9アシスト

 マンチェスター・ユナイテッドはこれまで数々のビッグディールを成立させてきたが、その中には大成功を収めたケースもあれば、失敗したケースもある。その失敗の代表格がアレクシス・サンチェスの獲得だ。

 2016/17シーズンはプレミアリーグで24ゴール、2017/18シーズン前半戦だけで7ゴールとアーセナルでサンチェスは大車輪の活躍を披露していた。この実績を背負い、このチリ代表FWは18年冬に“赤い悪魔”の一員となったが、これがまさかの大失敗に終わる。2017/18シーズン後半は2ゴール、翌2018/19シーズンはわずか1ゴールに留まり、半ば戦力外に近い状況が続いた。

 在籍した1年半でわずか5ゴールという結果に終りながらもサンチェスはクラブ最高給となる週給39万ポンド(約5850万円)を受け取っていた。活躍できなかったことに対してはもちろん、これだけの給与を構想外に近い選手に対して支払っていることにユナイテッドのサポーターは多くの不満を募らせるのは当然だ。そして1ポンドも移籍金を残すことなく、19年夏にロメル・ルカクとともにインテルへと去っていった。サポーターから「クラブ史上最悪の補強」と言われても仕方がない。

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