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ブラジル代表メンバー発表迫る

　アストン・ヴィラのMFフィリペ・コウチーニョは、やはりカタールワールドカップ出場を逃すことになるのだろうか。ブラジル代表から落選の決断が下されたとも報じられている。

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　2018年1月にはクラブ史上最高額の移籍金でバルセロナに加入し、その半年後に行われたロシアワールドカップでも活躍をみせたコウチーニョ。コパ・アメリカ2019でも優勝に貢献するなど、過去数年間のブラジル代表を代表するスター選手の一人だった。

　だがバルセロナでは大きな期待に十分に応えることができず、その後のキャリアは失速。昨季後半にはアストン・ヴィラへレンタルされて復調の兆しを見せたが、完全移籍した今季は公式戦12試合で0得点0アシストと低調なプレーが続いている。

　コウチーニョの復活を期待していたブラジル代表のチッチ監督も、我慢の限界を越えたのかもしれない。スペイン紙『スポルト』は、同監督がカタールワールドカップに向けたメンバーからコウチーニョを外す決断を下したと伝えている。

　6月のアジア遠征ではチッチ監督の招集を受けたコウチーニョだが、韓国代表との試合に交代出場して1得点を記録したあと、日本代表戦には出場せず。9月に行われたガーナ戦、チュニジア戦では招集メンバーから外れた。

　チッチ監督はコウチーニョに代えて、リバプールのFWロベルト・フィルミーノあるいはフラメンゴのMFエヴェルトン・リベイロをメンバー入りさせる考えであるとも伝えられている。カタールワールドカップに向けたブラジル代表メンバー発表は11月7日に予定されている。

【了】