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【デンマーク代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


アンドレアス・クリステンセン(背番号6)
生年月日:1996年4月10日(26歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:59試合出場/2得点0アシスト

 チェルシーで評価を上げ、今夏バルセロナに活躍の場を移したCB。危機察知能力に優れており、正確無比なカバーリングで決定機を阻止するプレーを最も得意とする。ボールテクニックにも優れており、高精度のロングフィードで攻撃の起点になることもできる。ユーロ2020(欧州選手権)では3バックの一角としてベスト4進出に貢献。ロシア代表戦では豪快なミドルシュートを決めて話題になった。

ヨアキム・アンデルセン(背番号2)
生年月日:1996年5月31日(26歳)
所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:19試合出場/0得点1アシスト

 サンプドリア時代にブレイク。その後のリヨンでは苦しい時期を過ごしたが、フラム移籍によって復活を遂げ、現在はクリスタル・パレスのDFリーダーを務めている実力者だ。スピードには欠けるが危機察知能力に優れ、相手の動きを先読みしてボールを奪い取る。正確無比なロングフィードで攻撃の起点にもなれる。A・クリステンセンとは世代別代表から共にプレーしており連係は抜群。

シモン・ケアー(背番号4)
生年月日:1989年3月26日(33歳)
所属クラブ:ミラン(イタリア)
22/23リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:121試合出場/5得点5アシスト

 代表で歴代2位の試合出場数を誇る大ベテラン。フォームを崩していた時期もあったが、2020年のミラン加入をきっかけに復活を遂げた。スピード面の衰えは見られるが、高い危機察知能力とフィジカルの強さを武器にゴール前に門番として君臨する。試合中に積極的にコーチングを行うなどキャプテンシーも備えており、ロッカールームのまとめ役の一人でもある。

ヴィクトル・ネルソン(背番号3)
生年月日:1998年10月14日(24歳)
所属クラブ:ガラタサライ(トルコ)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:7試合出場/0得点0アシスト

 トルコの強豪ガラタサライでDFリーダーを務めており、リーグ屈指の実力者だ。空中戦の強さに加えて軽率なミスが少なく、非常に高い安定感を誇る。ビルドアップの際には堅実な繋ぎでチームをサポート。代表では控えという立ち位置だが、出場すれば良いパフォーマンスを披露しており、ケアーのコンディション次第では本大会でのスタメン抜擢も十分にあり得る。

ラスムス・クリステンセン(背番号13)
生年月日:1997年7月11日(25歳)
所属クラブ:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
22/23リーグ戦成績:12試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:10試合出場/0得点1アシスト

 ザルツブルクでレッドブル流を学び、当時の監督だったジェシー・マーシュを追って今夏リーズに移籍。初挑戦となるプレミアリーグの舞台でも印象的な活躍を披露している。対人に強く1対1で敗北するシーンを見ることはほぼない。SBにしてはサイズが大きく空中戦で優位に立てるのも魅力的だ。代表デビューは2021年と比較的最近だがアピールに成功し、右SB(WB)のレギュラーの座を確保している。

アレクサンダー・バー(背番号26)
生年月日:1997年12月9日(24歳)
所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル)
22/23リーグ戦成績:12試合出場/0得点4アシスト
代表通算成績:4試合出場/1得点0アシスト

 積極果敢なオーバーラップと高精度のクロスを武器にチャンスを演出する攻撃的SB(WB)。一方で守備時のポジショニングには課題も。スラヴィア・プラハで評価を高め、今夏にポルトガルの強豪ベンフィカへステップアップ。CLでは全試合に先発してベスト16進出に大きく貢献した。代表ではR・クリステンセンの控えの立ち位置となる。

イェンス・ストリガー・ラーセン(背番号17)
生年月日:1991年2月21日(31歳)
所属クラブ:トラブゾンスポル(トルコ)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:49試合出場/3得点5アシスト

 かつてはダニエル・アウベスを彷彿とさせる攻撃的SBだったが、ウディネーゼ時代に3バックの一角を経験したことでプレースタイルが一変。攻守のバランスをしっかり取りつつ、ここぞという場面で攻撃参加する堅実なプレーヤーに変貌を遂げた。代表では複数ポジションをこなせるバックアッパーとして評価されており、6月のオーストリア戦では見事なカットインシュートを決めた。

ヨアキム・メーレ(背番号5)
生年月日:1997年5月20日(25歳)
所属クラブ:アタランタ(イタリア)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:31試合出場/9得点6アシスト

 相手の逆を突くのが上手く、アタッカー顔負けのドリブル突発でサイドを制圧するSB。状況に応じてオーバーラップとインナーラップを使い分ける器用さも持つ。一方で簡単にかわされたり、自身の背後のスペースを使われることも多く、守備にはやや不安もユーロ2020(欧州選手権)で重要な得点やアシストを連発し、大ブレイクを果たした。ヘンク時代には伊東純也とサイドでコンビを組んでいたことも。

ダニエル・ヴァス(背番号18)
生年月日:1989年5月31日(33歳)
所属クラブ:ブレンビー
22/23リーグ戦成績:12試合出場/0得点5アシスト
代表通算成績:44試合出場/1得点6アシスト

 セルタ時代は広い視野によるゲームメイクを得意としたMFだったが、その後に移籍したバレンシア、アトレティコではSBで多く起用され、対人守備とビルドアップでチームに貢献するように。今夏の古巣復帰以降は再びMFでプレーしている。R・クリステンセンの台頭により代表での序列は低下しているが、複数ポジションをこなせるユーティリティとして重要な存在なのは変わらない。

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