フットボールチャンネル

【アメリカ合衆国代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

DF


【写真:Getty Images】


キャメロン・カーター=ヴィッカーズ(背番号20)
生年月日:1997年12月31日(24歳)
所属クラブ:セルティック/スコットランド
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点
代表通算成績:11試合出場/0得点

 アメリカ出身で元プロバスケットボール選手の父とイングランド出身の母を持つ。11歳のときからトッテナム関連のアカデミーに在籍。19歳でトップチームデビューを果たすも、その後はイングランド内でのレンタル移籍が続く。21年からセルティックに所属し、今季に完全移籍した。最終ラインから前線へ効果的なパスを供給するCB。

アーロン・ロング(背番号15)
生年月日:1992年10月12日(30歳)
所属クラブ:ニューヨーク・レッドブルズ
2022リーグ戦成績:29試合出場/4得点
代表通算成績:29試合出場/3得点

 14年にドラフト指名されMLS入りを果たすも、セミプロリーグであるUSLのチームにレンタルされる。その頃はオフシーズンに建設業で働きながら生活していた苦労人。昨年はアキレス腱を負傷してシーズンのほとんどを棒に振ったが、今季は開幕からプレー。A代表も今年3月に復帰を果たし、得意とする空中戦などで活躍するCB。

ティム・リーム(背番号13)
生年月日:1987年10月5日(35歳)
所属クラブ:フラム/イングランド
22/23リーグ戦成績:15試合出場/0得点
代表通算成績:46試合出場/1得点

 2010年にドラフトでニューヨーク・レッドブルズに加入。その2年後にトライアルを受けてボルトンへ移籍し、15年からはフラムで活躍している。A代表は昨年9月に行われたエルサルバドル代表戦以来出場しておらず、それ以降は招集外で久しぶりに声をかけられたのが本大会の最終メンバーだった。得点機会につながるようなパスを狙うCB。

ウォーカー・ジマーマン(背番号3)
生年月日:1993年5月19日(29歳)
所属クラブ:ナッシュビル
2022リーグ戦成績:30試合出場/4得点
代表通算成績:33試合出場/3得点

 17年2月にA代表デビューを飾るも、定着し始めたのは21/22シーズンになった頃からで、今大会の予選には10試合に出場して突破に大きく貢献している。19年から3年連続でMLSの年間最優秀DF賞に輝いているCBで、高さがあり空中での競り合いに絶対的な自信を見せる。その強さは時としてセットプレーでの得点源としても期待される。

シャケル・ムーア(背番号18)
生年月日:1996年11月2日(26歳)
所属クラブ:ナッシュビル
2022リーグ戦成績:11試合出場/0得点
代表通算成績:15試合出場/1得点

 父はトリニダード・トバゴ代表の経歴がある元プロ選手。IMGアカデミーでサッカーを学び、18歳になるシーズンにスペインへ渡りプロとしてのキャリアをスタートさせる。今季からナッシュビルに加入し、8年ぶりに母国に戻ってきた。相手からボールを奪い取ることに長けた右SBで、果敢な攻撃参加でゴールに絡む仕事も任せられる。

セルジーニョ・デスト(背番号2)
生年月日:2000年11月3日(22歳)
所属クラブ:ACミラン/イタリア
22/23リーグ戦成績:5試合出場/0得点
代表通算成績:19試合出場/2得点

 オランダで生まれで、11歳のときからアヤックスに所属。19年にトップチームに昇格し、同時期にA代表に招集された。2020年にバルセロナと5年契約を締結し、今季はミランへレンタルされている。飛び込んできた相手を華麗にかわすドリブル突破を得意とし、主に右SBを務めることが多いが、左SBやサイドハーフを任されることもある。

アントニー・ロビンソン(背番号5)
生年月日:1997年8月8日(25歳)
所属クラブ:フラム/イングランド
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点
代表通算成績:29試合出場/2得点

 イングランド生まれでエバートンの下部組織で育つ。2020年からフラムに加入し、最も新しいアメリカ代表選手ということで「フラメリカ」という愛称を付けられる。正確なクロスを入れられる左SBで、得点後にはバク宙を見せることが多い。また、ピアノが上手だったり、ルービックキューブを早くそろえられたりと豊富な特技を持つ。

ジョゼフ・スカリー(背番号26)
生年月日:2002年12月31日(19歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラードバッハ/ドイツ
22/23リーグ戦成績:15試合出場/0得点
代表通算成績:3試合出場/0得点

 ニューヨーク・シティの下部組織で育ち、アメリカ史上2番目の若さとなる15歳でプロ契約を勝ち取った天才。その翌年にはボルシア・メンヒェングラードバッハと契約するも、FIFAの規定により国際移籍が可能となる18歳までは国内にとどまることになった。昨季より晴れてドイツに渡り、右SBとして定位置を確保して才能を発揮している。

デアンドレ・イェドリン(背番号22)
生年月日:1993年7月9日(29歳)
所属クラブ:インテル・マイアミ
2022リーグ戦成績:34試合出場/0得点
代表通算成績:75試合出場/0得点

 14年に初めてA代表に招集され、ブラジル大会に出場。その活躍を評価されてトッテナムへ移籍した。その後はトルコを経由して今年2月からMLSに復帰している。2大会ぶりの出場となる代表メンバーで前回出場時を知る唯一の選手。持ち前のスピードや運動量を生かしたプレーも期待されるが、何よりチームに経験値を与える。

1 2 3 4 5 6

KANZENからのお知らせ

scroll top