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【メキシコ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


ルイス・チャベス(背番号24)
生年月日:1996年1月15日(26歳)
所属クラブ:パチューカ
22/23リーグ戦成績:16試合出場/2得点1アシスト
代表通算成績:9試合出場/0得点1アシスト

 機動力に優れピッチの広範囲をカバーすることができるボールハンター。ボールホルダーの死角から忍び寄り、躊躇の無いスライディングタックルでボールを奪う。ボールを持った際の展開力には欠けるが、ドリブルでボールを持ち運ぶことで相手のブロックを崩してチャンスに繋げることができる。アンカーにも対応可能だが適正はインサイドハーフで、11月のイラン戦ではスタメン出場を飾った。

ルイス・ロモ(背番号7)
生年月日:1995年6月5日(27歳)
所属クラブ:モンテレイ
22/23リーグ戦成績:16試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:27試合出場/1得点3アシスト

 相手の逆を取るプレーに上手さを感じさせるゲームメーカータイプで、2021年にはメキシコリーグのMVPに輝いた実績を持つ。走力は高くないがポジショニングが良く、守備では危ないポイントを確実に抑えてくれる。東京五輪にはオーバーエイジとして参加しており、代表ではエドソン・アルバレスが欠場時にアンカーのポジションを任されることが多い。

エリック・グティエレス(背番号14)
生年月日:1995年6月15日(27歳)
所属クラブ:PSV(オランダ)
22/23リーグ戦成績:12試合出場/1得点1アシスト
代表通算成績:34試合出場/1得点3アシスト

 2018年に加入したPSVでは、守備強度の高さ故に途中出場で試合を締める役割を数シーズン任された。だが、昨季は途中からスタメンに定着して良いプレーを披露。監督が代わった今季は当初控えだったが、10月途中からスタメンに返り咲いた。配球能力に難があったが年々改善し、今ではプレッシャー下においても正確なロングパスをバシバシと通せるようになった。代表では基本控えだが、3バック採用時にはスタメンになりそう。

エクトル・エレーラ(背番号16)
生年月日:1990年4月19日(32歳)
所属クラブ:ヒューストン・ダイナモ(アメリカ合衆国)
22/23リーグ戦成績:10試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:102試合出場/10得点16アシスト

 ポルトでブレイクを果たし、昨季まではアトレティコ・マドリードでプレーしていたベテランMF。今季からはMLSに活躍の場を移した。止める蹴るの正確性が高く、ショートパスで攻撃のリズムを作りながら、機を見てボックス内に飛び込んで得点に絡むプレーが持ち味。一方で中盤のスペースを空けることが多く、相手に自由に使われてピンチを招くシーンもちらほら。代表ではインサイドハーフのレギュラー候補だ。

エドソン・アルバレス(背番号4)
生年月日:1997年10月24日(25歳)
所属クラブ:アヤックス(オランダ)
22/23リーグ戦成績:12試合出場/0得点2アシスト
代表通算成績:59試合出場/3得点1アシスト

 所属するアヤックスでは中盤の絶対的な存在として君臨しており、多くのビッグクラブがその動向を注視するメキシコNo.1のタレント。ボール奪取能力に優れており、バイタルエリアに侵入してきたアタッカーを確実にシャットアウトする。攻撃では鋭い縦パスやサイドチェンジを駆使してチャンスメイクを行う。

アンドレアス・グアルダード(背番号18)
生年月日:1986年9月28日(36歳)
所属クラブ:レアル・ベティス(スペイン)
22/23リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:180試合出場/28得点31アシスト

 2005年から代表でプレーするレジェンドだが衰えは見られず、チームリーダーとしての責務を全うする。高度なプレービジョンを持ち、絶妙なタイミングでボールを引き取って失わずに前線へと繋げる司令塔。それに加えて走力も高く、状況次第では前線へのフリーランを行い、チームの攻撃を活性化させることもできる。大会終了後の代表引退を表明済み。

カルロス・ロドリゲス(背番号8)
生年月日:1997年1月3日(25歳)
所属クラブ:クルス・アスル
22/23リーグ戦成績:17試合出場/0得点3アシスト
代表通算成績:36試合出場/0得点3アシスト

 モンテレイで一定の活躍を見せ、昨季から移籍したクルス・アスルでは攻撃の中心を担っている国内組屈指の実力者。走力と技術を併せ持ち、空いたスペースに飛び出してボールを受け、丁寧なパスで前線に繋げる。東京五輪のメンバーでもあり、2アシストを記録してメダル獲得に貢献している。6月の代表ウィークは怪我で欠場したが、それ以外はほとんどの試合でスタメン起用されており、本大会のキーマンになりそう。

オルベリン・ピネダ(背番号17)
生年月日:1996年3月24日(26歳)
所属クラブ:AEKアテネ(ギリシャ)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/3得点1アシスト
代表通算成績:50試合出場/6得点6アシスト

 1月にメキシコリーグ屈指のアタッカーとして鳴り物入りでセルタに加入したが、ほとんど出場機会を得られず。今季はレンタル移籍したAEKアテネで鬱憤を晴らすような素晴らしい活躍を見せている。一瞬の加速で一歩前に出てシュートコースを作り、パンチ力のあるシュートを放つことができる。守備意識の高さも好ポイント。代表では途中出場が多く、本大会でもジョーカー起用がメインか。

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