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【メキシコ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


ウリエル・アントゥナ(背番号21)
生年月日:1997年8月21日(25歳)
所属クラブ:クルス・アスル
22/23リーグ戦成績:19試合出場/2得点3アシスト
代表通算成績:37試合出場/10得点10アシスト

 2017年夏に19歳の若さでマンチェスター・シティに引き抜かれた天才アタッカー。欧州では芽が出なかったが、2019年のMLS挑戦がキャリアの転機となった。ライン間で決定的な仕事をすることができる技巧派として高い評価を受け、同年には代表デビューも飾った。現在はクルス・アスルで攻撃の中心としてプレーしており、11月のイラク戦では1得点1アシストとアピールした。

ロベルト・アルバラード(背番号25)
生年月日:1998年9月7日(24歳)
所属クラブ:グアダラハラ
22/23リーグ戦成績:17試合出場/2得点0アシスト
代表通算成績:32試合出場/4得点3アシスト

 細かいボールタッチで相手の足を止め、逆を突いて突破を図るプレーを好む。左利きだが、右足でも強烈なシュートを打てるのも強みだ。所属クラブでは2列目の全てのポジションで起用されており、ポジションを問わず高いパフォーマンスが発揮できるユーティリティ性も魅力的。11月のイラク戦ではフル出場したが目に見える結果は残せず。

イルビング・ロサーノ(背番号22)
生年月日:1995年7月30日(27歳)
所属クラブ:ナポリ(イタリア)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/3得点3アシスト
代表通算成績:60試合出場/16得点11アシスト

 加速力に優れ、分かっていても止められない直線的な仕掛けで突破してゴールまで突き進むウイングストライカー。守備での献身的なプレスバックも魅力的だ。所属クラブではスタメンだけでなく試合の流れを変えるジョーカーとして使われることも少なくない。ロシアワールドカップのドイツ代表戦ではカウンターから値千金の決勝ゴールを奪い、チームのヒーローとなった。

アレクシス・ベガ(背番号10)
生年月日:1997年11月25日(24歳)
所属クラブ:グアダラハラ
22/23リーグ戦成績:17試合出場/3得点4アシスト
代表通算成績:23試合出場/6得点3アシスト

 歯にダイヤモンドを埋め込んだことで知られている闘争心に溢れたサイドアタッカー。DFに身体を寄せられても難なくボールをキープするフィジカルと、コンパクトな振りでパンチ力のあるシュートを武器としており、独力でゴールに迫る能力の高さが印象的だ。一方で味方を使うプレーやオフザボールには課題も。東京五輪で日本代表と対戦している。

ラウール・ヒメネス(背番号9)
生年月日:1991年5月5日(31歳)
所属クラブ:ウォルヴァーハンプトン(イングランド)
22/23リーグ戦成績:3試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:97試合出場/29得点14アシスト

 アトレティコ・マドリード、ベンフィカを経て2019年にウォルヴァーハンプトンに加入すると、1年目から13ゴールを奪う活躍を披露した。だが、2020年に試合中の競り合いがきっかけで頭蓋骨骨折を経験。2021年に復帰したものの、負傷前のパフォーマンスを取り戻せせずにいる。今季も度重なる負傷で試合にあまり出ておらず、代表のエースストライカーとしての仕事を果たせるかには不安も。

ロヘリオ・フネス・モリ(背番号11)
生年月日:1991年3月5日(31歳)
所属クラブ:モンテレイ
22/23リーグ戦成績:13試合出場/5得点2アシスト
代表通算成績:16試合出場/6得点6アシスト

 かつてエバートンでプレーしていたラミロ・フネス・モリの双子の兄弟で、アルゼンチン代表歴がありながらメキシコ国籍を取得し、1年前に代表デビューを飾った。その後はハイペースで得点を重ねており、ラウール・ヒメネスのコンディション次第ではスタメン抜擢の可能性も浮上している。一瞬の隙を突いた裏への抜け出しを得意とする。

エンリ・マルティン(背番号20)
生年月日:1992年11月18日(30歳)
所属クラブ:クラブ・アメリカ
22/23リーグ戦成績:17試合出場/10得点5アシスト
代表通算成績:27試合出場/6得点2アシスト

 今季のメキシコリーグ前半戦ではキャリアハイの10得点をあげる活躍を見せ、チチャリートの後継者として期待されるストライカー。飛び抜けたスピードやパワーがあるわけではないがゴール前でのポジショニングの良さで勝負する。またシュート技術はトップクラス。フネス・モリの台頭もあり代表での序列が低下気味なのは気になるところ。

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