DF

ニコラ・ヌクル（背番号3）
生年月日：1990年3月27日（32歳）
所属クラブ：アリス・テッサロニキ（ギリシャ）
22/23リーグ戦成績：8試合出場／1得点
代表通算成績：76試合出場／2得点

　モナコやマルセイユ、リヨンといったリーグアンの強豪クラブで主力を張り、セリエＡのトリノでもプレーしたが、昨季所属したワトフォードでは出場機会をほとんど得られなかった。今季はギリシャに活躍の場を移して復活を遂げ、9月には5年ぶりとなる代表復帰も果たした。加齢の影響もありスピード面に衰えは見られるものの、豊富な経験を活かした危機察知力でピンチの芽を摘む。

クリストファー・ウー（背番号3）
生年月日：2001年9月18日（21歳）
所属クラブ：スタッド・レンヌ（フランス）
22/23リーグ戦成績：6試合出場／0得点
代表通算成績：1試合出場／0得点

　荒削りな部分も多いが高い身体能力を持ち、ド派手な守備でピンチを防ぐCB。昨季はRCランスで控えの立場だったが、出場した試合で存在感を発揮。そのポテンシャルを見込んだスタッド・レンヌからのオファーを受けて新たな挑戦をスタートしている。代表経験は浅いが秘めるポテンシャルは高く、本大会でレギュラーに抜擢されてもおかしくない。

ジャン＝シャルル・カステレット（背番号21）
生年月日：1995年1月26日（27歳）
所属クラブ：ナント（フランス）
22/23リーグ戦成績：13試合出場／0得点
代表通算成績：14試合出場／0得点

　昨季はナントのカップ戦優勝に貢献し、リーグでも安定したプレーを続けるなど大きな成長を見せたCB。積極的にインターセプトやタックルを狙うアグレッシブな守備スタイルを信条としており、空中戦にもかなりの強さを誇る。時おり集中力が切れてしまい、イージーミスからの失点を許してしまうのが欠点だ。2022年のアフリカネイションズカップから代表のレギュラーに定着している。

コリンズ・ファイ（背番号19）
生年月日：1992年8月13日（30歳）
所属クラブ：アル・タイ（サウジアラビア）
22/23リーグ戦成績：8試合出場／0得点
代表通算成績：50試合出場／0得点

　ベルギーの名門スタンダール・リエージュで長い間レギュラーを張っていた右SB。上背はないがフィジカルやスピードは高水準で、相手アタッカーに自由を与えないアグレッシブな守備が持ち味。また、両足を遜色なく使うことができ、ビルドアップの際には正確なキックでプレッシャーを回避することができる。代表経験も豊富で、右SBの一番手として攻守に躍動する。

ヌフ・トロ（背番号25）
生年月日：1997年6月23日（25歳）
所属クラブ：シアトル・サウンダーズ（アメリカ合衆国）
2022リーグ戦成績：30試合出場／1得点
代表通算成績：18試合出場／0得点

　欧州挑戦も期待される身体能力抜群のSB。ボールホルダーを弾き飛ばす程の当たりの強さを持ち、対人戦に無類の強さを誇る。パスやクロスの精度にはやや難があるが、ストライドの大きなドリブルは推進力抜群で、ビルドアップの際に相手のプレッシャーを剝がすこともしばしば。代表でも安定した活躍を見せており左SBのレギュラー候補だ。

エンゾ・エボス（背番号24）
生年月日：1999年3月11日（23歳）
所属クラブ：ウディネーゼ（イタリア）
22/23リーグ戦成績：13試合出場／0得点
代表通算成績：1試合出場／0得点

　1対1の際に絶妙な距離を取って相手の足を止め、リーチの長さを活かしてボールを突く守備を得意とするDF。本職はSBだがCBにも対応可能なユーティリティ性も備える。ドリブルスキルにも優れ、後ろからボールを持ち運んで攻撃をサポートすることも。今年9月の代表ウィークで初招集を受けたが出場機会はなく、ワールドカップ直前のテストマッチでデビューしている。

オリビエ・ムバイゾ（背番号17）
生年月日：1997年8月15日（25歳）
所属クラブ：フィラデルフィア・ユニオン（アメリカ合衆国）
22/23リーグ戦成績：19試合出場／0得点
代表通算成績：11試合出場／0得点

　積極的なオーバーラップや、ドリブルでの持ち上がりを武器としている攻撃的な右SB。守備では簡単に飛び込まない我慢強さを持つ反面、相手にプレッシャーをかけられずに自由にさせてしまうことも度々存在する。代表では右SBのバックアッパーという立ち位置。チームとして攻撃的にいきたい場合に途中から投入されたり、スタメンで使われることが多い。