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【カメルーン代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(背番号8)
生年月日:1995年11月16日(25歳)
所属クラブ:ナポリ(イタリア)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/2得点
代表通算成績:43試合出場/5得点

 マルセイユでブレイクしたが、フラムでは思うような活躍を見せられず。その後移籍したビジャレアルで復活し、現在はナポリの中盤の柱としてセリエAの首位を走るチームを支えている。当たりに強く、守備では中盤を走り回ってボールハントをこなす。攻撃時にはフィジカルを全面に押し出したドリブルでボールを前に運びつつ、強烈なミドルシュートをお見舞いする。代表でも欠かすことのできない存在だ。

ピエール・クンデ(背番号15)
生年月日:1995年7月26日(27歳)
所属クラブ:オリンピアコス(ギリシャ)
22/23リーグ戦成績:2試合出場/0得点
代表通算成績:32試合出場/1得点

 アトレティコ・マドリードでは芽が出なかったが、マインツでブレイク。90分間ピッチを走り続けられるスタミナと、相手の懐に潜り込んでボールをかっさらうテクニックで中盤の潰し屋として高い評価を得るように。また、ロングパスの精度も高く、ボール保持時には局面を変えるサイドチェンジを披露することも。今季のオリンピアコスではリーグ戦の出場こそ少ないがELでフル稼働しており、W杯に向けてコンディションは良好だ。

オリビエ・エンチャム(背番号22)
生年月日:1996年2月9日(26歳)
所属クラブ:スウォンジー(イングランド)
22/23リーグ戦成績:19試合出場/5得点
代表通算成績:2試合出場/0得点

 マンチェスター・シティの下部組織出身で、イタリア、スコットランド、フランスを渡り歩いた末に昨季からスウォンジーに加入。守備面に課題はあるが、相手の急所を突くスルーパスやパンチ力のあるミドルシュートを装備しており、MFながら今季は既に5得点を挙げている。フランスの世代別代表に選ばれていたが、A代表でカメルーンを選択し今年9月に代表デビューを飾った。

マーティン・ホングラ(背番号18)
生年月日:1998年3月16日(24歳)
所属クラブ:エラス・ヴェローナ(イタリア)
22/23リーグ戦成績:0試合出場/0得点
代表通算成績:19試合出場/0得点

 グラナダやバルセロナB、ロイヤル・アントワープとクラブを渡り歩いた後、昨季からエラス・ヴェローナに加入。ヴェローナではバックアッパーに回ることが多いが、試合に出れば持ち前のボール奪取能力を活かして中盤を制圧する。またテクニックも高く、巧みなボールキープで相手のプレッシャーをいなすことも。代表でもクラブと同じくバックアッパーという立ち位置だ。

ガエル・オンドゥア(背番号5)
生年月日:1995年11月4日(27歳)
所属クラブ:ハノーファー(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:2試合出場/0得点
代表通算成績:4試合出場/0得点

 ボールを持った際のアイデアには乏しいが、守備時は密着マークで相手に自由を与えず、深いスライディングタックルで攻撃をシャットアウトする守備職人。今季は8月から細かな負傷を繰り返し、9月の代表ウィークに行われた韓国代表戦でも負傷による途中交代を余儀なくされた。それ以降は試合に出ておらず、コンディションが心配な部分も。

サミュエル・ウム・グエ(背番号14)
生年月日:1997年12月14日(27歳)
所属クラブ:メヘレン(ベルギー)
22/23リーグ戦成績:9試合出場/0得点
代表通算成績:21試合出場/0得点

 ショートパスをテンポ良くはたいて攻撃のリズムを作りつつ、隙があれば長いパスを差し込んでチャンスを演出する司令塔タイプのMF。パスの受け手が見つからない場合にはストライドの大きなドリブルで自らボールを持ち運び、相手を動かすこともできる。中盤のレギュラー格の一人だが、今季のメヘレンではポジションを奪えておらず、やや苦しい状況に。

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