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カタールW杯最高の左サイドバックは誰だ? サッカー選手LSB能力値ランキング1~10位

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:テオ・エルナンデス(フランス代表/ACミラン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月6日
市場価値:5500万ユーロ(約66億円)
22/23リーグ戦成績:13試合2得点2アシスト
フランス代表通算成績:8試合1得点5アシスト

 3位はフランス代表DFテオ・エルナンデスだ。アトレティコ・マドリードのカンテラ(下部組織)出身の同選手は、アラベス、レアル・マドリード、レアル・ソシエダでプレーするもラ・リーガではなかなか活躍できず。2019年夏に加入したACミランで才能が開花した。

 最大の特徴は、90分間スプリントし続ける無尽蔵の体力と相手を置き去りにする圧倒的な「スピード」だ。この男は左サイドハーフ?と思われるくらい常に高い位置を取り、ポジションに捕らわれることなくピッチを縦横無尽に駆け回れる。縦だけでなく、相手が密集する中盤も「スピード」を活かした推進力抜群の「ドリブル」で難なく突破していく。

 左サイドバックなだけあって「守備力」も高く、先述した「スピード」と強靭な「フィジカル」を持つテオ・エルナンデスを1対1で抜き去ることは容易ではない。フランス代表キャップは少なく、カタールワールドカップが自身初のW杯となるが、このDFの実力は間違いなく今大会屈指だ。

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