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【採点】イングランド代表対ウェールズ代表。主役は背番号11! ベイルは最低…

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

30日、FIFAワールドカップカタール2022においてウェールズ代表とイングランド代表が対戦した。結果は3-0でイングランドの勝利。この試合で両チームの選手のパフォーマンスはどうだったのだろうか。フットボールチャンネルでは、イングランド代表対ウェールズ代表戦に出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、監督のパフォーマンスを採点する。


ウェールズ代表


ウェールズ代表

【先発メンバー】

ダニー・ウォード 5.0
出場停止のヘネシーに代わって先発出場した。良いセーブでピンチを救うシーンも多かったが、3失点目のシュートは正面だっただけに止めてほしかった。

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ネコ・ウィリアムズ 6.0
推進力のあるドリブルや球際の部分で強さを見せていたが、負傷により無念の途中交代となってしまった。

クリス・メファム 5.5
良いタックルやインターセプトを見せる場面も、守備崩壊を止めることはできず。ビルドアップの際にはムーアに向けてロングボールを蹴る役割を担った。

ジョー・ロドン 5.0
中途半端に飛び出してボールを奪いきれず、スペースを使われるシーンが目についた。とはいえ前線からの守備がほぼ機能しておらず、ロドン一人の責任ではない。

ベン・デイビス 4.5
致命的なボールロストで2失点目の起点に。それ以外のシーンでも目立った活躍は見せられなかった。

イーサン・アンパドゥ 5.0
ボランチとして先発したが、デイビスの負傷以降は右SBに回った。球際の強さやキックの精度は確かだが、ボールを受ける動きの悪さや守備時のポジショニングはいまいちだった。

ジョー・アレン 5.0
コンディションが万全ではないといえ、ボールを引き出す動きのクオリティは流石の一言。ただし試合を通して守備強度が低く、何度も中央を突破されてしまった。

アーロン・ラムジー 5.0
守備では献身的なプレスバックを見せたが、攻撃で違いを見せたシーンはほぼ0。アレンの起用により低い位置に落ちる回数が減り負担が軽減されたように見えたが、そもそも高い位置までボールがこないという問題が発生してしまった。

ガレス・ベイル 4.5
動きが重く、殆ど試合に絡むことができず。守備時の運動量も少ないため、攻守両方でチームのブレーキになってしまった。

ダニエル・ジェームズ 5.0
守備時の運動量はいつも通りだが、対面が対人戦に強いウォーカーということもあって攻撃では何もさせてもらえなかった。

キーファー・ムーア 5.0
空中戦の強さを生かして攻撃の起点になろうとしたが、マグワイアとストーンズに苦戦。ボールを収める機会は少なく、仮に収まったとしてもその後のプレーで正確性を欠いてしまった。

【交代メンバー】

コナー・ロバーツ 5.0
ネコ・ウィリアムズの負傷により緊急投入され、当初は右SBでプレー。その後デイビスの負傷によって左SBにポジションを移した。不慣れなポジションということもあって全てのプレーでクオリティを欠き、3失点目に繋がるミスも。

ブレナン・ジョンソン 5.5
不調のベイルに代わって後半頭から投入された。スピードを生かした仕掛けには可能性を感じたが、ボールが回ってくる回数が少なく決定的なプレーには繋がらず。

ジョー・モレル 5.5
ボールを持った際のアイデアに乏しいが、高い走力で一定の貢献はした。

ハリー・ウィルソン 5.0
出場時間が短かった影響もあるが、消極的なプレーが多く、期待を裏切るパフォーマンスに終った。

ルビン・コルウィル 5.0
試合に上手く入ることができず、ボールロストの多さが目についた。

【監督】

ロベルト・ペイジ 5.0
ベイルの調子が最悪だったことや試合中に怪我人が続出したのは大きな誤算だろう。とはいえ中途半端なプレッシングや稚拙なブロック守備、ベイルとラムジーのホットライン以外の攻撃の形を作れなかったことは大きな反省点だ。

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