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モロッコ代表、クロアチア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション【W杯3位決定戦】

シリーズ:予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


DMF:ソフィアン・アムラバト(背番号4)
生年月日:1996年8月21日(26歳)
所属クラブ:フィオレンティーナ(イタリア)
代表通算成績:45試合出場/0得点2アシスト
カタールW杯成績:6試合出場/0得点0アシスト

 モロッコ代表の大黒柱、ソフィアン・アムラバトはここまでカタールワールドカップ全試合にフル出場。無尽蔵の体力でピッチを縦横無尽に駆け回って相手の攻撃の芽を摘み取り、カウンターの起点にもなるこの男はチームに欠かせない。

 アムラバトはフランス代表戦でもその実力を発揮。敗戦こそしたものの、51分には左サイドをフリーで駆け上がったキリアン・エムバペを追走してスライディングを行い、ノーファールでボールを奪い取ってみせた。疲労はかなりあるはずだが、クロアチア代表戦でもこれまで同様の活躍を期待したい。


【写真:Getty Images】

CMF:アゼディン・ウナヒ(背番号8)
生年月日:2000年4月19日(22歳)
所属クラブ:アンジェ(フランス)
代表通算成績:16試合出場/2得点2アシスト
カタールW杯成績:6試合出場/0得点0アシスト

 インサイドハーフの一角はアゼディン・ウナヒで間違いないだろう。同選手はここまで全試合に先発出場。ピッチ中央でバランスを取りつつ豊富な運動量で広範囲をカバーし、卓越したドリブルとパススキルで攻撃のタクトを振るっている。

 敗戦したフランス代表戦では10分に強烈なミドルシュートを放つと、53分には右サイドでの崩しの起点に。さらに後半アディショナルタイムにはこぼれ球を拾ってボレーシュートを打つなど、モロッコ代表の中で最も相手ゴールを脅かしたこの男は今や不動の存在となっている。


【写真:Getty Images】

CMF:サリム・アマラー(背番号15)
生年月日:1996年11月15日(26歳)
所属クラブ:スタンダール・リエージュ(ベルギー)
代表通算成績:30試合出場/4得点2アシスト
カタールW杯成績:6試合出場/0得点0アシスト

 アゼディン・ウナヒとコンビを組むのは、サリム・アマラーが濃厚だろう。準決勝のフランス代表戦ではワリド・レグラギ監督が5バックを採用したことで先発から外れたが、クロアチア代表戦ではスタメンに復帰すると予想する。

 モロッコ代表は序盤からフランス代表に試合を支配されていたが、21分にアマラーがピッチに入ると徐々にボールを保持。精度を欠いた場面もあったが、53分には鋭いスルーパスを通してチャンスを演出した。前線の枚数を増やすために78分に交代を余儀なくされたが、この男が出場したことでチーム状況は明らかに良くなっていた。

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