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クロアチア代表、モロッコ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション【W杯3位決定戦】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


RWG:アンドレイ・クラマリッチ(背番号9)
生年月日:1991年6月19日
所属クラブ:ホッフェンハイム(ドイツ)
代表通算成績:79試合22得点9アシスト
カタールW杯成績:6試合2得点0アシスト

 ホッフェンハイムで公式戦236試合106得点という結果を残しているブンデスリーガ屈指のFWだ。ズラトコ・ダリッチ監督からの信頼はかなり厚く、昨年6月から現在に至るまでのクロアチア代表のすべてのゲームに出場してきた。今大会の準々決勝と準決勝では3トップの真ん中で先発出場を果たしていたが、モロッコ代表戦では右ウィングでの先発起用を予想する。

 グループステージ第2節のカナダ代表戦では2ゴールを奪っており、4-1大勝の立役者となっていた。しかし、以降はなかなか良い形でボールが入らないこともあり、ゴールもアシストも「0」という結果になっている。準決勝のアルゼンチン代表戦でも、あまり目立った活躍を披露することができなかった。モロッコ代表戦では結果を残し、良い形のまま大会を終えたいところだが果たして。


【写真:Getty Images】

CF:マルコ・リヴァヤ(背番号14)
生年月日:1993年8月26日
所属クラブ:ハイデュク・スプリト
代表通算成績:19試合4得点1アシスト
カタールW杯成績:5試合1得点0アシスト

 16歳でイタリアの強豪インテルに青田買いされるもブレイクを果たすことができず。その後スイス、ロシア、スペイン、ギリシャなど様々な国でプレーと苦労を味わった。しかし、昨年冬に母国のハイデュク・スプリトに加入すると得点を量産し、今では不動のエースに。同年には2018年以来遠ざかっていたクロアチア代表に復帰し、カタールワールドカップメンバーにも名を連ねた。

 今大会はここまで6試合中5試合に出場。スタメンを飾ったのはグループステージ、カナダ代表戦とベルギー代表戦の2試合で、前者ではゴールを奪う活躍を披露した。決勝トーナメント初の先発出場が濃厚とされているが、ズラトコ・ダリッチ監督の期待に応えるような、そして今年夏に不慮の事故でこの世を去った父に届けるようなゴールを奪えるか注目だ。


【写真:Getty Images】

LWG:イバン・ペリシッチ(背番号4)
生年月日:1989年2月2日
所属クラブ:トッテナム(イングランド)
代表通算成績:121試合33得点27アシスト
カタールW杯成績:6試合1得点2アシスト

 クロアチア代表の歴代得点数でダヴォール・シューケルに次ぐ2位につけるベテランアタッカーだ。左サイドのファーストチョイスとして、今大会ここまで全試合に先発出場。1得点2アシストという目に見える結果も残しながら、ルカ・モドリッチやマルセロ・ブロゾビッチらに引けを取らない運動量と献身性も発揮し、母国を2大会連続のベスト4進出に導いた。

 左右両足を遜色なく使いこなせる存在で、ドリブルは変幻自在。チャンスメイクはもちろん、クロスに合わせるうまさを兼ね備えるなど、フィニッシュ面でも存在感を放つ。また、守備力も高く、決してプレスバックを怠らない。準決勝のアルゼンチン代表戦では少し厳しい内容に終わった印象は否めなかったが、モロッコ代表戦では再び輝きを放ってくれるだろうか。

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