全国高校サッカー選手権大会 最新ニュース

津工は0-3からよく追い上げたが…

　第101回全国高校サッカー選手権大会1回戦、成立学園（東京B代表）対津工（三重代表）が28日に国立競技場で行われた。

【今シーズンのJリーグは「DAZN for docomo」で！
いつでもどこでも簡単視聴】

　先に試合を動かしたのは成立学園だった。35分、左サイドを突破した瀧川穣からグラウンダーのクロスが入ると、ファーサイドの武田悠吾がシュート。これは津工のブロックに遭ったが、こぼれ球を陣田成琉が冷静に押し込んだ。

　その成立学園は前半終了間際にもゴールネットを揺らす。40分、コーナーキックのチャンスを得ると、質の高いボールに佐藤由空が頭で合わせた。

　止まらない成立学園は、後半開始早々に試合を決定付けるような3点目を奪取。44分、セカンドボールを拾った橫地亮太がボックス内左にパスを流すと、これを渡辺弦が流し込んだ。

　厳しい状況に追い込まれた津工だったが、ここから怒涛の反撃を見せる。61分に増山万太が1点を返すと、73分には途中出場の鳴川幸輝がゴールネットを揺らし、一気に1点まで差を縮めた。

　しかし、津工の反撃はここまで。3-2と、なんとかリードを守り切った成立学園が2回戦へと駒を進めている。

【了】