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なぜ獲った…。リバプール、冬の大失敗補強5選。あまりに残念? 期待を裏切った男たち

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:アベル・シャヴィエル(元ポルトガル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1972年11月30日
在籍期間:2002年1月~2003年1月、2003年7月~2004年1月
リバプール通算成績:21試合2得点2アシスト

 1990年に母国クラブでプロキャリアをスタートしたアベル・シャヴィエルは、1993年夏にベンフィカに加入した。その後はイタリアのバーリ、スペインのレアル・オビエド、オランダのPSVと欧州リーグを渡り歩き、1999年夏にエバートンへ移籍。同クラブで約2シーズン半プレーした後、2002年1月にライバルクラブであるリバプールへやってきた。

 当時ポルトガル代表に選出されていたシャヴィエルはデビュー戦でいきなり得点をマークすると、そのまま定位置を確保。2001/02シーズンのプレミアリーグ2位に貢献すると、翌シーズンはリーグ開幕戦から4試合連続でフル出場し、右サイドバックで不動の地位を確立しつつあった。

 しかし、02/03シーズンのリーグ戦第4節ニューカッスル戦後に当時リバプールを率いたジェラール・ウリエ監督と口論に。これ以降全く起用されなくなり、口論後に出場した試合はリーグカップ(当時ワージントン・カップ)4回戦のイプスウィッチ・タウン戦のみだった。その後シャヴィエルは、2003年1月にガラタサライにレンタル移籍に出されると、2004年1月にハノーファーへ完全移籍。リバプールで活躍できるはずだったが、監督との口論により居場所を失ってしまった。

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