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フィオレンティーナがバルセロナに激怒
バルセロナは全く選手のことを考えていないと言わざるを得ない。
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中盤の補強を図るべく、バルセロナは今冬の移籍マーケット最終日にFIFAワールドカップカタール2022で大活躍し、モロッコ代表をベスト4に導いたソフィアン・アムラバトの獲得に動いた。しかし、買い取りオプション付きレンタル移籍というオファーをフィオレンティーナに受け入れてもらえず。また、同クラブ側が要求する移籍金も準備することができなかったため、バルセロナの狙いは失敗に終わることになった。
もちろん、上記のことに何ら問題はない。しかし、フィオレンティーナはバルセロナの“ある姿勢”に対して激怒しているというのだ。
イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、バルセロナ、そしてチームを率いるシャビ・エルナンデス監督は、相手クラブではなく、直接アムラバトに電話をかけて獲得を進めようとしていたというのだ。それも、かなりしつこく電話を行なっていたと伝えられている。
さらに『violanews』は、シャビ監督がアムラバトにトリノ戦(現地1日のコッパ・イタリア準々決勝)に招集されないように電話で伝えたとも報じている。これが事実ならば前代未聞で、バルセロナ、そしてシャビ監督のやり方はあまりにフィオレンティーナに対するリスペクトを欠いていると言わざるを得ない。選手にとってもメリットがないだろう。
なお、シャビ監督の狙い通りか、練習参加を拒否し、自身のSNSで移籍希望とも取れるコメントを残していたアムラバトは、バルセロナ移籍が実現せず公然と苛立ちをみせていたようだが、その後チームメイトに謝罪したとのこと。結局トリノ戦に招集され、ピッチにも立つことになった。
ひとまずこの件は終わったものの、バルセロナの身勝手な行いにより、アムラバトが飼い殺し状態になる可能性もあったことは忘れてはならない。バルセロナはビッグクラブとしての品を失ったのだろうか。
【了】