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最高額は誰だ! 22/23冬の移籍金ランキング11〜15位。冨安健洋の新たなライバルとなるのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:イリア・ザバルニー(ボーンマス/ウクライナ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年9月1日
前所属:ディナモ・キエフ(ウクライナ)
移籍金:2270万ユーロ(約27.2億円)
今季リーグ戦成績:14試合0得点0アシスト(ウクライナ・プレミアリーグ)

 ボーンマスは今冬に期限付き移籍も含めて6選手を獲得した。その中で最高額となったのが、ウクライナの次世代を担うCBイリア・ザバルニーだ。ディナモ・キエフの下部組織で育った同選手は、2020年9月にトップチームデビューを飾ると、同年10月にウクライナ代表に初選出。18歳にしてクラブと代表の両方で不動の存在となった逸材だ。

 身長189cmで強靭なフィジカルを持つザバルニーは地上戦と空中戦の両方で強さをみせるが、最大の特徴は抜群のポジショニング能力だ。広い視野と戦術眼で戦況を把握し、的確なポジショニングでピンチを未然に防ぐ。また鋭い読みを活かして相手の攻撃を予測し、素早いカバーリングで広範囲を守ることが出来る。

 このような才能を持つ20歳のザバルニーは、チェルシーやマンチェスター・シティ、アストン・ビラといった複数のプレミアリーグクラブから関心を寄せられていたようだが、クラブ史上3番目に高額な移籍金2270万ユーロ(約27.2億円)でボーンマスの一員となった。現在プレミアリーグ最多失点となっているチームの守備を改善し、残留へ導くことが出来るか。

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