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【レンタル組通信簿】バルセロナから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍を5段階評価

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アブデ・エザルズーリ(モロッコ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年12月17日
レンタル先:オサスナ
今季リーグ成績:14試合0得点2アシスト
移籍先での評価:B

 モロッコの新星、アブデ・エザルズーリは幼少期に家族と共にスペインへ移住した。その後はエルチェ、エルクレスのカンテラ(下部組織)を経て、2021年8月に再三オファーを提示されたバルセロナのカンテラへ加入。同年10月に行われたラ・リーガ第12節アラベス戦でモロッコ出身の選手として初めてトップチームデビューを果たすと、第17節のオサスナ戦で初ゴールをマークし、注目を集めた。

 モロッコ代表としてFIFAワールドカップカタール2022にも出場したエザルズーリは、昨年9月に契約を更新。2026年6月までの契約で、解除金は2億ユーロ(約240億円)だという。そんなバルサ期待の星である同選手は、今季オサスナへ武者修行へ出ている。

 オサスナではラ・リーガ開幕戦に途中出場すると、試合終了間際に決勝点をアシスト。定位置は確保できていないが、怪我で欠場した第12節から第14節の3試合を除いてリーグ戦全試合に出場している。また、コパ・デル・レイ準々決勝のセビージャ戦では延長前半に決勝点を決めて2004/05シーズン以来の準決勝進出に導くなど、レンタル先で順調に成長している。

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