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【レンタル組通信簿】バルセロナから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍を5段階評価

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:クレマン・ラングレ(フランス)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年6月17日
レンタル先:トッテナム(イングランド)
今季リーグ成績:13試合0得点2アシスト
移籍先での評価:D

 クレマン・ラングレがバルセロナへやってきたのは2018年7月のこと。ジェラール・ピケの相棒としてチームを支えていたが、ロナルド・アラウホの頭角やエリック・ガルシアの加入により序列が低下。さらに、今夏にジュール・クンデやアンドレアス・クリステンセンらが加入したことで、今夏にトッテナムへレンタル移籍に出された。

 ラングレにはトッテナムの守備強化を期待されていたが、現状ではその期待に応えられているとは言い難い。アントニオ・コンテ監督の下でプレミアリーグ開幕戦から出場機会を得たが、筋肉系のトラブルで第2節を欠場すると第3節から3試合連続で出場機会なし。その後は負傷したベン・デイヴィスやクリスティアン・ロメロに代わって先発出場するなど、怪我人の穴埋め要員となっている。

 パフォーマンスも良くはなく、第18節アストン・ヴィラ戦ではこぼれ球への対応が遅れて失点に関与すると、第20節アーセナルとのノースロンドンダービーでは自陣でのパスミスでピンチを招いている。現状のパフォーマンスでは、来季バルサへ復帰しても出場機会を得ることは難しいだろう。

【了】

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