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大ピンチ! プレミアリーグ降格危険度ランキング1位。絶望…。直近11試合で勝ち点4。新監督の経験値にも残る不安

シリーズ:プレミアリーグ降格危険度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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22/23シーズンも後半戦が始まり、リーグ戦では各クラブがそれぞれの目標に向かって激戦を繰り広げている。そんな中、今季のプレミアリーグは“残留争い“が例年以上に熾烈となっており、14位と最下位の勝ち点差は「6」しかない。今回は降格危険度の高いクラブをランキング形式で紹介する(順位と成績は2月7日現在)。


1位:ボーンマス


【写真:Getty Images】

順位:19位
今季成績:4勝5分12敗


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 現時点で最も降格の危険性が高いと考えるのが19位ボーンマスだ。リーズ・ユナイテッド同様にカタールワールドカップ以降に勝利がなく、公式戦では8試合1分7敗、プレミアリーグでは6試合で1分5敗と低迷が続いている。

 昨季チャンピオンシップ(イングランド2部)を2位で終え、プレミアリーグへと復帰したボーンマスだが、マンチェスター・シティとの第2節から3連敗を喫したところでスコット・パーカー前監督を解任。後任にギャリー・オニールが暫定監督に就任すると、チームは上昇気流に乗り、一時は6戦負けなしで9位まで順位をあげた。

 ところが10月下旬からチームは大失速。12節から22節にかけての11試合で勝ち点を4しか獲得していない。今冬の移籍市場ではテクニカル・ディレクターを務めるリチャード・ヒューズ氏のコネクションでイタリア方面から積極的に補強。ニコロ・ザニオーロの獲得こそ逃したが、マティアス・ビーニャとハメド・ジュニオール・トラオレを獲得。その他、イリヤ・サバルニーやダンゴ・ワッタラらをスカッドに加え、冬の移籍市場だけで6人の新戦力を獲得した。

 それでも降格の危険性が高いと考える。というのも、この新加入選手6名のうち、プレミアリーグで経験のある選手は3番手GKとして考えられているダレン・ランドルフしかいない。またオニール監督は現役引退をしてから約3年半と指導者歴が短く、トップチームを率いるのはボーンマスが初めてだ。当然ながら残留争いの経験もなく、監督としての手腕はあまりにも未知数だ。直近8試合で1分7敗という悲惨な状況からチームを立て直すことができなければ、再びチャンピオンシップに戻ることになるだろう。

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【了】

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