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リバプール、最悪の補強は…歴代ガッカリ高額移籍5人(4)悪夢の”たらい回し”…。30億円で大失敗に終わったのは?

シリーズ:歴代ガッカリ高額移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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イングランドが誇る名門クラブであるリバプールは、これまで数々の著名な選手を獲得してきた。額面通りの活躍を見せた選手もいれば、期待を裏切った選手も少なくない。ここでは、リバプールが高額な移籍金を支払って獲得したものの、それに見合う活躍ができなかった選手を紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


FW:ラザル・マルコビッチ


【写真:Getty Images】

生年月日:1994年3月2日
移籍金:2500万ユーロ(約30億円)
在籍期間:14年夏~19年冬
リーグ戦成績:19試合2得点1アシスト


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 母国パルチザン・ベオグラードで台頭。2013年にはポルトガルの強豪ベンフィカ移籍を掴み、わずか19歳でレギュラーに定着している。リーグ戦では26試合で5得点5アシストと、まずまずの活躍を見せていた。

 そんな勢いのある若手に触手を伸ばしたのがリバプールで、2500万ユーロ(約30億円)という決して安くない移籍金を費やしている。しかし、これは結果的に失敗だった。

 セルビア代表アタッカーは当時のブレンダン・ロジャース監督の下で主にウイングバックとして起用されていたが、選手本人にとっては居心地が悪かったようで、なかなか輝きを放つことができない。最終的にリーグ戦出場は19試合で、得点数はたったの2点に終わった。なお、同選手は後に「(ロジャースとは)良い関係ではなかった」と不満があったことを認めている。

 その後同選手は様々なクラブへのレンタル移籍を繰り返すことに。結局、フラムに渡る2019年1月までリバプールに籍を置いていたことにはなるが、同クラブでの公式戦出場は2014/15シーズンのみなので、実質1年だけの在籍と言える。ちなみに現在はトルコのトラブゾンスポルでプレー。今季は公式戦23試合に出場し、5得点3アシストの活躍を見せている。

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【了】

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