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チェルシー黄金時代! 04/05年、伝説の英雄5人。ドログバ、テリー…モウリーニョが率いた怪物達

text by 編集部 photo by Getty Images

まさに化け物! 圧倒的な能力を持つ史上最高級の中盤


【写真:Getty Images】


MF:フランク・ランパード(チェルシー/イングランド代表)
生年月日1978年6月20日(当時26歳)
04/05シーズンリーグ戦成績:38試合13得点16アシスト
チェルシー リーグ戦通算429試合147得点93アシスト
チェルシーでの主な獲得タイトル: プレミアリーグ(04/05、05/06、09/10)、UEFAチャンピオンズリーグ(11/12)、UEFAヨーロッパリーグ(12/13)、FAカップ(06/07、08/09、09/10、11/12)、リーグカップ(04/05、06/07)

 イングランドが生んだ世界最高のボックス・トゥ・ボックスと言われていたのがフランク・ランパードである。3シーズン連続のリーグ戦全試合出場、5シーズン連続の公式戦20得点など異次元とも言えるパフォーマンスを続けた偉大な選手である。

 04/05シーズンは全試合出場に加えて2桁得点2桁アシストという圧巻のパフォーマンスで優勝の原動力となり、PWA年間最優秀選手に選出された。その後、史上最高峰のMFと呼ばれるきっかけとなったシーズンである。

 ランパードがサッカー史に残る選手となった背景には、強靭な「フィジカル」がある。欧州で最も過酷と言われるプレミアリーグで3年連続全試合出場という記録はスタミナと回復力、何より負傷しない体の強さがあってこそ実現したもの。

 さらに、「テクニック」も90を超え、「ドリブル」「パス」も秀逸。このシーズンを筆頭に、得点とアシストで何度も2桁を記録するなどチェルシーの攻撃において最も重要な存在だった。


【了】

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