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　22/23シーズンは佳境を迎え、オフシーズンに向けて移籍の噂への関心が大きくなっている。サイドバックの選手として最も価値があるのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版をもとに紹介する。※市場価値、成績は4月17日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。

7位：ジョアン・カンセロ（バイエルン・ミュンヘン／ポルトガル代表）

生年月日：1994年5月27日（28歳）
市場価値：6000万ユーロ（約84億円）
22/23プレミアリーグ戦成績：17試合2得点1アシスト
22/23ブンデスリーガ戦成績：9試合1得点2アシスト

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　ポルトガル代表のジョアン・カンセロは、マンチェスター・シティでの序列が下がったとしても、世界トップレベルのサイドバックだ。

　カンセロはベンフィカの下部組織で育ってプロデビューを飾ったあと、スペインのバレンシアで活躍。2017年夏にインテルへ完全移籍した。インテルではイタリア適応に苦しんだが、シーズンが進むにつれて不可欠な選手に成長している。その翌シーズンからはユベントスでプレーして、セリエA優勝に貢献した。

　2019年から所属したマンチェスター・シティでは、加入当初こそ苦しんだものの、偽サイドバックで新境地を開拓。圧倒的なボール支配を誇るシティの攻撃にさらなる厚みをもたらした。

　ただ、今季は守備面の課題を指摘されることもしばしば。1月にサイドバックの補強を必要としていたバイエルン・ミュンヘンへレンタルで移籍している。戦術適応には時間がかかるタイプだとしても、ハマったときの存在感は抜群。今季終了後の去就に注目だ。

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