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争奪戦必至!?夏の移籍市場、お買い得選手【アドリアン・ラビオ】最高の脇役”W杯で大活躍の188cmの巨人

シリーズ:お買い得選手10人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2022/23シーズンも終わりに近づいており、移籍の話も盛んになってきた。移籍金100億円超えが予想される選手はもちろん、バーゲン価格で手に入れられる選手の動向からの目が離せない。今回は、夏の移籍市場におけるお買い得選手を10人紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は23日時点)


MF:アドリアン・ラビオ(フランス代表/ユベントス)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年4月3日(28歳)
22/23リーグ戦成績:26試合8得点3アシスト
市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
主な移籍先候補:リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル


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 今季のアドリアン・ラビオは際立ったパフォーマンスを披露していると言っていいだろう。ユベントスではリーグ戦26試合を消化した時点ですでに8得点3アシストとキャリアハイの成績を残しており、フランス代表として臨んだFIFAワールドカップカタール2022では“最高の脇役”として準優勝に大きく貢献した。ここにきて、再び評価を高めているのは確かだ。

 突出した武器こそないかもしれないが、MFに必要なすべてのスキルをハイレベルに備えているのがラビオという男のストロングポイントだ。188cmの巨体を生かした推進力は凄まじく、広範囲をカバーできる運動量の多さに、ボールを奪い切る力強さと上手さもある。また、中央のポジションが本職だが、チーム状況によってはサイドも務めるなど、ユーティリティーな一面もある。

 延長の噂もあるが、ラビオとユベントスの契約は今夏で切れる予定。28歳と若くはないが、W杯やチャンピオンズリーグ(CL)といった大舞台での経験値が豊富で、上記の通り万能な選手をフリーで手に入れられるのはまさに“お得”だ。リバプールやマンチェスター・ユナイテッドなど、すでに多くのクラブが触手を伸ばしているとされているが、それも必然のことと言えるだろう。

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【了】

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