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キリアン・エムバペが珍ゴール

　リーグ・アン第33節パリ・サンジェルマン（PSG）対ロリアンが現地時間4月30日にパルク・デ・プランスで行われた。この試合ではホームチームが1-3で敗戦。リーグ戦4試合ぶりの黒星を喫したが、フランス代表FWキリアン・エムバペが珍しいゴールを決めている。

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　そのゴールは、0-1で迎えた29分に生まれた。

　敵陣センターサークルでボールを持ったマルコ・ヴェッラッティがエムバペへ浮き球のパスを送ると、フランス代表FWは並走した相手DFを押しのけてペナルティーエリア内に侵入。カルロス・ソレールへのパスは相手DFにカットされたが、すぐさま取り返すとゴール目前で倒れた。これに対し主審はファウルの笛を吹かず、プレーが続行されている。

　しかし、相手GKは主審が口にホイッスルをくわえていたこともあり、エムバペのシミュレーションをとったと勘違いし、まさかのボールをセット。これを見逃さなかったフランス代表エースがボールを無人のゴールに流し込み、PSGが同点に追いついた。

　このプレーに相手GKは呆然。ロリアンの選手は主審に抗議したが、当然ながら何も問題はなく、ロリアンボールで試合が再開している。

　PSGはこの珍ゴールで追いついたが、その後2失点。1-3でロリアンに敗れ、リーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。