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久保建英、注意深く相手を観察し…

　ラ・リーガ第33節、レアル・ソシエダ対レアル・マドリードの試合が現地時間2日に行われ、ソシエダが2-0の勝利をおさめた。スペイン紙『エル・デスマルケ』が、この試合でゴールを決めたソシエダの日本代表MF久保建英に対し高評価を下している。

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　ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、久保やアレクサンダー・セルロート、ダビド・シルバなどを先発起用。47分には、レアル・マドリードのエデル・ガブリエウ・ミリトンがGKティボ・クルトゥワに向けてバックパスを出し、パスが乱れたところを逃さなかった久保がすかさずボールを奪って左足で先制点を決めた。

　サッカーのデータ分析を手がける『Opta』によると、久保はスペインリーグにおける1シーズンの日本人最多得点を更新したという。61分には、レアル・マドリードのダニエル・カルバハルが退場し、ソシエダが数的優位となる。85分には、途中出場のアンデル・バレネチェアが追加点を決め、リードを守り切ったソシエダが2-0の勝利をおさめた。

　スペイン紙『エル・デスマルケ』は、先制点を決めた久保に対して10段階中「7.0」の点数をつけ、寸評では「知性によって相手のミスに気を配り、その活気が後半開始直後のゴールで報われた」との評価を下している。

【了】