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ピンチを救ったが…。元ブラジル代表MFが一発退場。判定が覆ったラフプレーとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



元ブラジル代表の39歳MFが一発退場


 コパ・ド・ブラジル・ラウンド16の1stレグ、フルミネンセ対フラメンゴが現地時間16日にエスタジオ・ド・マラカナンで行われた。0-0の引き分けに終わったこの試合では、元ブラジル代表の39歳MFフェリペ・メロがチームのピンチを救うも一発退場となってしまった。



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 ダービーマッチとなったこの一戦は、試合開始から互いに決定機を作る白熱した展開に。しかし、どちらも決めきることができず、0-0のまま試合が進んでいった。

 すると49分、フルミネンセはCBのニノがガブリエル・バルボーザに背後を取られ、左サイドを抜け出されてしまう。そのままドリブルで運ばれたらGKと1対1になるピンチを迎えたが、瞬時にカバーに入ったフェリペ・メロがカード覚悟で右斜め後ろから足をかけ、ガブリエルを倒した。

 このファールに対し、主審はイエローカードを提示した。しかし、オンフィールドレビュー(OFR)を経て判定が覆り、元ブラジル代表MFは一発退場となってしまった。

 チームのピンチを救うためのプレーではあったが、ファールで止めなくても、遅らせることができればガブリエルの背後から追走していたニノと2対1の状況を作ることができたはず。残りの時間を考えれば、退場しかねない危険なプレーは避けるべきだった。

 フルミネンセは後半開始早々にフェリペ・メロの退場で数的不利となったが、何とか相手の攻撃を凌ぎ切って0-0で試合終了。ベスト8進出へ望みを繋いだ。

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