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鎌田大地、破談の可能性が急浮上も…

　ミランが6日、テクニカル・ディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏の退任を正式に発表した。アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の交渉を主導してきた人物であるだけに破談が懸念されたが、実際には契約に近づいていると、イタリアメディア『トゥットメルカートウェブ』が報じている。

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　鎌田がフランクフルトと契約延長しないことを決断したため、他クラブは移籍金ゼロで同選手を獲得することが可能になった。それに伴い、ポルトガル1部のベンフィカなど、複数のクラブが同選手の獲得に動いている。そして、来季のUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）出場権を獲得したミランが同選手と合意し、近日中にメディカルチェックを受ける予定だと報じられた。

　しかし、ここにきて思わぬ事態が発生。ミランの再建に尽力してきたマルディーニ氏と、スポーツディレクターを務めるリッキー・マッサーラ氏の退任が発表された。鎌田の交渉を主導してきた重要人物であるため、破談を懸念する声も挙がっている。

　それでも、同メディアはタイトルに「ミランと鎌田の契約は成立するだろう。発表が遅れたのは代理人とのトラブルがあったからだ」とつけ、「クラブの革命にもかかわらず、いくつかのマーケットショットには確定的なものがある。その中には鎌田も含まれており、フリーでミランに移籍することになる」とし、「代理人との間で問題が発生。特にイタリアでの居住地の問題により、発表が遅れた」と伝えている。

【了】