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海外サッカー 10か月前

嫌気がさした? “金満”のアジアを去った世界的名手5人。強行的に欧州復帰を果たしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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カリム・ベンゼマ、エンゴロ・カンテなどのワールドクラスが、潤沢な資金力を誇るサウジアラビアへ続々と活躍の場を移している。かつては「金満リーグ」とも称された中国に多くの世界的選手が渡ったが、あっという間に欧州へと帰るケースは少なくなかった。今回は、過去にアジアでプレーするも、すぐに退団した世界的名手を5人紹介する。


FW:ディディエ・ドログバ

【写真:Getty Images】

生年月日:1978年3月11日
アジアでのプレー期間:12年夏~13年冬


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 ディディエ・ドログバはプレミアリーグで2度の得点王に輝くなど、チェルシーの絶対的エースとして4度のプレミアリーグ優勝を含む16のタイトル獲得に貢献した。

 在籍最終年となった2011/12シーズンは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝まで駒を進めると、1点ビハインドの88分に貴重な同点ゴールを記録。その後、PK戦でも最後のキッカーとしてPKを決めきり、クラブ史上初のCL優勝の立役者となった。

 ドログバはビッグイヤー獲得を置き土産に12年夏に中国の上海申花に加入。リーグ戦11試合で8ゴールと流石の得点力を見せていたが、クラブからの給与未払いが報じられるようになり、わずか半年後の13年冬にガラタサライへと移籍。2014/15シーズンはチェルシーに復帰するなど、アジアを脱出して再び欧州で花を咲かせた。

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