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キリアン・エムバペ、背番号7は別の選手へ？

　パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペは、残り1年の契約を全うし、来年フリー移籍することを考えている。しかし、契約延長を求めるPSG側は、移籍金ゼロで退団することを許していない。そのため、背番号7の剥奪を計画していると、フランスメディア『フットメルカート』が報じた。

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　背番号7は2018/19シーズンから身につけており、エムバペにとって愛用のナンバーでもある。これまでPSGとエムバペは良好な関係を築いてきたが、契約延長オプションを行使しない意向をクラブに書簡で伝えたことで事態が一変。来季以降はPSGに残る意思がないことを明らかにしたエムバペに対し、PSGのナーセル・アル＝ヘライフィー会長が期限を設けて、契約更新か今夏移籍の選択肢を突きつけ、最後通牒を行なっている。契約延長なしの残留を決断した場合、冷遇される可能性もありそうだ。

　同メディアによると、すでにPSGはエムバペの後釜探しに着手しているという。トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインやアトレティコ・マドリードのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスと交渉を行なっており、フェリックスとの会談では背番号7について言及する場面があったようだ。フェリックスは背番号7を望んでおり、PSG側も同選手の希望を叶えることを検討しており、同メディアは「エムバペの背番号7を外す予定」と伝えている。