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プレミアリーグ 10か月前

歴代最高のシーズンは? チェルシー大型補強ランキング1~5位。史上最高額を上回ったのは?

シリーズ:大型補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:2006/07シーズン

チェルシーのウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ
【写真:Getty Images】


移籍金総額:8898万ユーロ(約124億円)
主な獲得選手
FW:アンドリー・シェフチェンコ(移籍金4388ユーロ/約61.4億円)
MF:ミヒャエル・バラック(移籍金フリー)
DF:アシュリー・コール(移籍金740万ユーロ/約10.3億円)

 2004/05シーズンからプレミアリーグ2連覇を達成して迎えた06年夏にチェルシーは大型補強を敢行した。ミランで2度のセリエA得点王を獲得し、2004年のバロンドールを受賞した元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコやドイツ代表でキャプテンを務めていたミヒャエル・バラックといった“超大物選手”を強力なスカッドに加えた。

 そして同じロンドンに本拠地を置くライバル、アーセナルで絶対的な左SBとして活躍していたアシュリー・コールも獲得。この3人のワールドクラスの選手は、20代中盤から後半にかけての“全盛期“とも言える時期であり、チェルシーがこの年の移籍市場の主役となったと言っても過言ではない。

 そして彼ら即戦力以外にも当時19歳のミケル・ジョン・オビと20歳のサロモン・カルーを獲得するなど、チェルシー得意の若手有望株の補強も怠らなかった。結果的にシェフチェンコは短期間の在籍になるなど本領を発揮できなかったが、バラックやコール、ミケルらは後のタイトル獲得に大きく貢献するなど、成功の移籍市場となった。

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