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海外サッカー 10か月前

最も大金を費やしたのは? “爆買い”移籍金支出ランキング1~10位。ダントツの大型補強は?

シリーズ:“爆買い”移籍金支出ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ニューカッスル(イングランド)

ニューカッスルに加入したサンドロ・トナーリ
【写真:Getty Images】


総支出額:1億1600万ユーロ(約162億円)
最高額獲得選手:サンドロ・トナーリ(6400万ユーロ/約90億円)
その他の主な獲得選手:ハーヴィー・バーンズ(4400万ユーロ/約62億円)、ヤンクバ・ミンテ(800ユーロ/約11億円)

 8位は、昨季プレミアリーグを4位で終え、20年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したニューカッスルだ。2021年10月に新オーナーを迎えて豊富な資金を得た同クラブは、昨季1億8535万ユーロ(約260億円)を使い、今夏はここまで1億1600万ユーロ(約162億円)を支出している。

 7月23日時点でニューカッスルは、3選手を獲得している。その中で最高額となっているのは、ミランから移籍金6400万ユーロ(約90億円)で獲得したサンドロ・トナーリだ。かつてピルロ2世と呼ばれたこの男には攻撃のタクトを振るい、チームを一段階上にレベルアップさせる重要な役割が期待される。

 2番目に高額なのは、レスターから加入したハーヴィー・バーンズで4400万ユーロ(約62億円)だ。また、昨季デンマークのオーデンセで目覚ましい活躍を披露した18歳のヤンクバ・ミンテを800万ユーロ(約11億円)で獲得したが、同選手はフェイエノールトへレンタル移籍にしているため、将来への投資と言えるだろう。

 現時点でニューカッスルからはクリス・ウッドら3選手が退団しているが、昨季主力として活躍した選手たちはみな残留している。さらに強化された同クラブはおそらく今季もトップ4争いに食い込んでくるだろう。

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