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なでしこジャパンがグループステージ3連勝

　なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）は現地時間30日、FIFA女子ワールドカップ・グループステージ第3節でスペイン女子代表と対戦し、4-0で勝利した。初戦から日本は、初戦のザンビア女子代表戦からメンバーを5人変更。連勝でグループステージ突破を決めている日本は、優勝候補を撃破して3連勝でグループ首位通過を決めた。

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　最初にゴールに迫ったのはスペイン。5分にアイタナ・ボンマティがロングパスに合わせてシュートを打つも枠外へ外れる。試合が動いたのは12分。中央へスルーパスに快速を飛ばして抜け出した宮澤ひなたがゴール左隅へ先制ゴールを決める。その後はスペインがボールを保持しながら日本陣内へ切り込むも、日本がシュートまで持ち込ませず抑えこむ展開が続く。

　29分には宮澤がインターセプトしてドリブルで運び、宮澤からパスを受けた植木理子がゴールを決めて日本が2点目を決める。さらに40分、センターサークル付近でインターセプトした植木からパスを受けた宮澤が、この日自身2点目となるゴールを決めた。前半の日本のシュートは3本のみだったが、カウンター攻撃が見事にはまって3点リードで前半を終えている。

　後半日本は宮澤に代わって藤野あおばを投入し、スペインも1人交代した。後半も前半同様スペインがボールを保持する展開が続く。日本は58分に長野風花と清水梨沙を下げて守屋都弥と長谷川唯が、66分は植木に代わって田中美南がピッチへ入った。

　その後はスペインがボールを持つも、日本がラインを固めてシュートすら打たせない。すると82分にスローイングからボールを受けた田中がドリブルでサイドから切れ込み、そのままシュートを決めた。大量リードの日本は84分に杉田妃和が遠藤純に代わってピッチへ向かった。そのまま試合は4-0で終了し、日本はグループステージ3連勝で首位通過を決めている。