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最強の補強は? サッカー選手新戦力能力値ランキング1~10位【23/24プレミアリーグ】

シリーズ:23/24能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:メイソン・マウント(チェルシー/イングランド代表)

マンチェスター・ユナイテッドに加入したメイソン・マウント
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年1月10日
前所属:チェルシー
移籍金:6420万ユーロ(約89.8億円)
22/23リーグ戦成績:24試合3得点2アシスト

 6歳からチェルシーのアカデミー一筋で育ったメイソン・マウントが今夏にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。最多得点記録を保持するフランク・ランパードのように、チェルシーの象徴的な選手となると思われていた生え抜きMFの退団は多くの人を驚かせた。

 このイングランド代表MFは、2021/22シーズンにモハメド・サラーとジャロッド・ボーウェンとともにプレミアリーグで2桁ゴール2桁アシストを達成するなど、「攻撃力」の高さが魅力の選手だ。フィニッシャーとしても、チャンスメイカーとしても優秀で、正確なキックを武器に相手の脅威となれる。「83」という高い能力値も納得だ。

 コンディションが悪いと試合から消えてしまうことは懸念点だが、調子が良ければどのポジションでも能力を発揮できる高い「IQ」も特長の一つである。マンチェスター・ユナイテッドに加入してからのプレシジョンでは、本職の中盤以外にもWGで起用されるなど、複数のポジションで出場機会を得ている。

 そして「守備力」もマウントの武器で、エリック・テン・ハフ監督が求めるレベルの守備強度も兼ね備えている。昨季の開幕直後のマンチェスター・ユナイテッドは、クリスティアーノ・ロナウドとマーカス・ラッシュフォードの守備強度が低く、やや苦しんだところもあるが、マウントと加入濃厚なアタランタのラスムス・ホイルンドを新戦力に加わったことで、この課題は解決されそうだ。

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