MF

MF：鎌田大地
生年月日：1996年8月5日
22/23リーグ戦成績（フランクフルト）：32試合9得点7アシスト

MF：ダニーロ・カタルディ
生年月日：1994年8月6日
22/23リーグ戦成績：29試合0得点1アシスト

MF：ルイス・アルベルト
生年月日：1992年9月28日
22/23リーグ戦成績：35試合6得点7アシスト

　ラツィオの中盤は2022/23シーズンから変更がある。中心選手だったセルゲイ・ミリンコビッチ＝サビッチがサウジアラビアへ移籍し、まずはその代役が必要な状況だった。そこに鎌田大地が加わっている。

　昨季と今夏のプレシーズンを見る限り、マティアス・ベシーノが右インサイドハーフのレギュラー候補だ。しかし、鎌田は主力級で迎えられており、次第に出番を増やしていくことが予想される。今夏の準備が遅れているであろう鎌田が、どのようなコンディションなのか。マウリツィオ・サッリ監督の戦術を素早く理解できるかといったところで、レギュラー変更のタイミングは前後するはずだが、遅かれ早かれ鎌田がレギュラーの座をつかむと予想する。

　中盤の底は、ダニーロ・カタルディが務める。昨季はシーズン終盤に負傷離脱があったものの、出場29試合のうち26試合が先発で、欠かせない選手の一人だ。攻撃の起点として質の高いパスを供給することができるボランチで、これから有力選手が加入しない限りは不動と言えるだろう。

　ルイス・アルベルトはラツィオの攻撃で重要な選手。昨季も6得点7アシストとゴールに直結する働きでチームを支えた。今夏も去就が注目されていた一人が、最終的に残留ということになった模様だ。