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FW：フェリペ・アンデルソン
生年月日：1993年4月15日
22/23リーグ戦成績：38試合9得点6アシスト

FW：チーロ・インモービレ
生年月日：1990年2月20日
22/23リーグ戦成績：31試合12得点5アシスト

FW：マッティア・ザッカーニ
生年月日：1995年6月16日
22/23リーグ戦成績：35試合10得点7アシスト

　まだ補強がありそうな前線だが、2023/24シーズン序盤戦の軸となるのは、右からフェリペ・アンデルソン、チーロ・インモービレ、マッティア・ザッカーニの3人になりそうだ。目立った加入も退団もないため、継続路線だ。

　フェリペ・アンデルソンは2013年夏にラツィオに加入して活躍したあと、2018年夏にウェストハムへ3800万ユーロ（約53.2億円）の移籍金を残して旅立った。その後、ポルトでもプレーし、2021年夏に復帰している。昨季はリーグ戦38試合全てに出場し、うち35試合が先発だった。

　左ウイングのマッティア・ザッカーニもラツィオにとって重要な選手。プレーの引き出しが豊富な天才肌の選手で、イタリア代表発表のたびにロベルト・マンチーニ監督がなぜ選出しないのかが注目される実力者だ。

　中央に構えるのはもちろんエースのチーロ・インモービレ。19/20シーズンに36ゴール、20/21シーズンに20ゴール、21/22シーズンに27ゴールを挙げたストライカーで、チームのキャプテンを務めている。22/23シーズンは12ゴールとかなり得点ペースが落ちたものの、不動のエースであることは間違いない。

　フェリペ・アンデルソンが30歳、ザッカーニが28歳、インモービレが33歳という年齢は気になるところで、チャンピオンズリーグとの両立を考えると厚みが足りない印象は拭えないが、この3人が中心になるはずだ。