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キリアン・エムバペ、契約満了までPSG残留へ

　パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペは、以前からレアル・マドリード移籍が夢であることを仄めかしており、いつか実現する覚悟でいる。しかし、それは今夏ではないようだ。来夏フリー移籍を決意していると、フランス紙『ル・パリジャン』が報じている。

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　エムバペは契約延長オプションを行使しない意向をクラブに書簡で伝えた後、最後まで契約を全うすることを宣言。それでもPSGは契約更新を打診したが、実現する見通しが立たないため、PSGは今夏売却を視野に動き始めた。しかし、サウジアラビア1部のアル・ヒラルなどから届いたオファーをエムバペが拒否しており、売却の目処も立っていない。唯一、同選手が応じるのは、レアルから届くオファーだけと考えられていた。

　そんな中、同紙は「キリアン・エムバペは今夏の移籍を望んでいない」とし、いかなる状況であっても今夏移籍はしないと、改めてエムバペがPSGのナーセル・アル＝ヘライフィー会長に伝えたと報じている。それは、今夏にレアルからオファーが届いたとしても、拒否ことを意味する。2024年6月までの契約満了に伴い、来夏フリー移籍するという意思を絶対に曲げないようだ。PSGと契約延長、もしくは今夏移籍が実現しなければ、契約満了までの約1年間は冷遇されることが予想されており、すでに日本ツアー除外やトップチーム追放など、様々な厳罰を受けている。