1位：ケヴィン・デ・ブライネ（ベルギー代表）

【写真：Getty Images】

生年月日：1991年6月28日
年俸：2433万ユーロ（約34億700万円）
22/23リーグ戦成績：32試合7得点18アシスト

　1位はマンチェスター・シティに在籍して9シーズン目となるベルギー代表のケヴィン・デ・ブライネだ。

　18年に開催されたFIFAロシアワールドカップで3位入賞を果たしたベルギー代表の中核MFであり、エデン・アザールやティボー・クルトワと並んで“ベルギー黄金世代”を牽引した1人である。

　マンチェスター・シティでは主にインサイドハーフのポジションでプレー。右足から放たれるパスの精度は間違いなく世界最高峰で、19/20シーズンはプレミアリーグだけで35試合出場、13得点20アシストという驚異的なスタッツを残した。

　プレミアリーグでシーズン20アシストを達成したのは02/03シーズンのティエリ・アンリのみで、当然ながら歴代最多タイの大記録である。決定的なスルーパスを通すアシストマシーンとしての能力を疑う者は皆無だろう。

　そんなデ・ブライネだが、23/24シーズンは開幕戦で負傷交代となり長期離脱の可能性が高まっている。プレミアリーグで最高給を受け取る最強MFは、この苦境から復活することができるだろうか。