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ハズレの予感? 輝けない新加入選手5人。新天地で適応に苦しむのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

MF:フェリックス・ヌメチャ(ドルトムント/ドイツ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年10月10日
移籍金:3000万ユーロ(約42億円)
今季リーグ戦成績:5試合0得点1アシスト

 ドルトムントは今夏にレアル・マドリードへと移籍したジュード・ベリンガムの穴を埋めきることができていない。「態度が悪かった」などイングランド代表MFは退団後に様々な言われようだが、ピッチ内での貢献度の高さは抜群だった。

 ベリンガムの後釜候補としてヴォルフスブルクより今夏のチーム最高の移籍金となる3000万ユーロ(約42億円)の移籍金で獲得したフェリックス・ヌメチャは190cmと上背がありながら、高い足下のテクニックとドリブルでボランチの位置から攻撃参加している。開幕戦では自慢の空中戦の強さを活かしたプレーで決勝点をアシストした。

 攻撃面では奮闘している若きドイツ代表MFだが、攻から守への切り替えの部分では大きな課題を持っている。全速力でスペースを埋めなければいけない場面でジョギングしてしまうなど献身性に欠けており、パリ・サンジェルマンとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦ではボックス内であっさりとマークを外してしまう場面も見られた。守備に関してはベリンガムとの差が大きく、現状は悪い意味で目立つことが多い。ここを好転させることができなければ、今季のドルトムントは勝ちきれるはずの試合も落としてしまうかもしれない。

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