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遠藤航がプレミアリーグ初ゴール

　プレミアリーグ第14節、リバプール対フラムが現地時間3日に行われ、4-3でリバプールが劇的な逆転勝利を収めている。リバプールは前半だけで2度リードするも、いずれも追いつかれて2-2でハーフタイムを迎える。80分に逆転を許したが、サッカー日本代表MF遠藤航のプレミアリーグ初ゴールがチームを救っている。

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　背番号3がゴールネットを揺らしたのは87分のことだった。イブラヒマ・コナテのロングフィードを前線でダルウィン・ヌニェスが頭でモハメド・サラーにつなぐ。これをキープしたサラーがパスを落とすと、ペナルティーアークに走りこんできた遠藤がダイレクトで右足を振り、コントロールショットはゴール右隅へ見事に決まっている。何度でも見返したい衝撃的なゴールだった。

　GKベルント・レノは右腕を懸命に伸ばしたが、ボールは無情にもゴールに吸い込まれた。コナテのフィードの精度、ダイレクトでつないだヌニェスの判断、サラーのボールキープ力、そして遠藤のシュート精度。すべてが噛み合ったからこそ生まれた最高のゴールだった。

　遠藤のゴールで同点に追いついたリバプールは、その1分後にトレント・アレクサンダー＝アーノルドがミドルシュートを決めて逆転に成功する。3失点を許す苦しい展開だったが、83分に投入された遠藤の活躍もあり、リバプールは勝利を収めて順位を2位に上げている。