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「チェルシーが新フォーメーションを検討」。英メディアが報道「挽回するための3バック」

text by 編集部 photo by Getty Images

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イングランド代表MFコナー・ギャラガー
【写真:Getty Images】



マウリシオ・ポチェッティーノは低迷するチームを救えるか。

 チェルシーは現地時間4日、プレミアリーグ第23節でウォルバーハンプトンと対戦し、2-4で敗戦した。チェルシーは1月31日のリバプール戦に続いて2連敗を喫し、11位に沈んでいる。この結果を受けて、英メディア『Evening Standard』が5日に「チェルシーが新フォーメーションへの変更を検討している」と報じた。



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 同メディアによると、指揮官であるマウリシオ・ポチェッティーノが「残りのシーズンを挽回するために必死の努力で3バックへの移行を試みている」という。現在のシステムの基本形は4-2-3-1だ。チェルシーはこのフォーメーションを用いて、2試合連続で4失点を喫している。

『Evening Standard』は「3バックの方が守備力を上げられる」と前置きし、「ウルブス戦で対応に追われたチアゴ・シウバのサポートも強化される」と見解を示した。また、現在ボランチを務めるエンソ・フェルナンデス、モイセス・カイセドのサイズ不足を指摘し、「バックラインの枚数が増えることにより彼らも支援を受けられる」と述べ、戦術変更のメリットを挙げた。

 さらに、同メディアは「シウバ、レヴィ・コルウィル、ブノワ・バディアシル、アクセル・ディサシ、トレヴォ・チャロバーが揃って3バックでプレーした経験があること」、そして「ポチェティーノ監督もトッテナム時代に3-4-3のフォーメーションで戦ったことがあること」を根拠として、システムの変更に現実性を見出している。
 
 また、ポチェッティーノ監督自身もウルブス戦後に変化の重要性をほのめかした。『Evening Standard』は同氏の言葉として以下のように伝えている。

「あきらめるわけにはいかないし、変化しようと懸命に努力し、違う方法を見つけるために何らかの決断を下すつもりだ。今のやり方でうまくいかないのであれば、別の解決策を講じる必要がある」

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【了】

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