インテル・マイアミと香港選抜の試合では、注目選手のメッシが怪我を理由に欠場。その一方で、3日後に日本で開催されたヴィッセル神戸戦には出場し、約30分間もプレーしたことが火に油を注ぐ形となり、香港や中国のファンから怒りを買った。そして、その怒りを鎮めるために、メッシは釈明の動画を公開したが、沈静化には至っていない。むしろ、謝罪しなかったことにより、批判の声は一層高まっている。

　同メディアは、メッシの釈明動画について「この一貫性のない、ちぐはぐな説明はファンを怒らせた。この抜け穴は、翻訳の問題だと言われているが、いずれにしても形式的な釈明では、人を不快な気分にさせるだけだ」とし、「ベッカムもまた彼に騙された。インテル・マイアミは今後、香港で金を積みに来る機会は間違いなくないだろう。イギリス人であるベッカム（インテル・マイアミの共同オーナー）は、元々香港のファンとは非常に良好な関係を築いていた。しかし、メッシの茶番劇のせいで、両者の関係は壊れてしまった。ファンは、マーケティングという点では、さすがサッカー界ナンバーワンであると理解しただろう」と、皮肉を交えて批判した。