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モウリーニョのチャントにチェルシー指揮官が反論「完全にアンフェア」「選手たちに聞けばいい」

text by 編集部 photo by Getty Images

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チェルシー指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ
【写真:Getty Images】



チェルシーは現在リーグ戦11位につけている

 現地時間2日に行われたブレントフォード戦で、チェルシーのサポーターにより現在フリーのジョゼ・モウリーニョ監督を待望するチャントが歌われた。これに対し、現行のチームを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が反論したようだ。英紙『ミラー』が11日に報じている。


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 同紙によると、モウリーニョ監督のチャントだけでなく「失せろマウリシオ(Fワードを含む)」というフレーズも使われていたという。同監督は2004〜07年、2013〜15年と2度に渡ってチェルシーを率いており、リーグ優勝3回を含む8つのタイトルをチームにもたらしている。

 これに対し、ポチェッティーノ監督は「ジョゼは私の友人だ。彼はこのクラブにとって素晴らしい存在で、ここで獲得したメダルも立派だ」と前置きした上で、以下のように述べている。

「もし選手たちが他の監督ならもっとうまくやれると信じているのなら、オーナーやスポーツディレクターに相談すればいい。選手たち自身にも聞く必要があるし、聞いてみればいいよ。私がこのことについて心配していると思うか?」

 また、ポチェッティーノ監督は現在のチームと過去の偉大な栄光を比較するのは不当だと考えており、それに対しても反論を試みた。

「人々は理解する必要がある。クラブの異なる時期を比較するのは完全にアンフェアだ。昔と今では状況が違う。私がここに来たとき、厳しい状況が待っていると理解していたし、時間と信念が必要なことも常に分かっていた」

 チェルシーは11日(日本時間12日 5:00 K.O)、プレミアリーグ第28節でニューカッスルと戦う。10位と11位の直接対決になるが、チェルシーはこの試合に勝っても10位に順位を上げることはできない。

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【了】

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