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【写真：Getty Images】

この日2得点と大活躍した菅原

　エールディヴィジ第26節、AZアルクマール対フォレンダムの試合が現地時間17日に行われた。試合はAZが4-0で勝利している。AZに所属するサッカー日本代表DF菅原由勢は先発フル出場を果たし、2ゴールを挙げてチームの勝利に貢献した。オランダメディア『NPO radio1』は、菅原のパフォーマンスについて高く評価している。

　この試合に菅原は右サイドバックとして先発出場し、フォレンダムに所属しているGK長田澪も試合開始からゴールマウスを守った。試合開始からAZがボールを支配する展開が続き、22分にはMFスフェン・マイナンスのFKをファーサイドにいたMFダニ・デ・ウィットが頭で合わせて先制に成功した。

　そして30分には、クリスティヤン・ベリッチのパスを受けた菅原がゴールネットを揺らした。。ボールはゴール前に詰めていた相手DFに当たってコースが変わり、ゴール右隅に突き刺さっている。その後もAZペースの展開が続き、70分にはエヴァンゲロス・パヴリディスがゴールを奪いリードを3点に広げた。。

　さらに76分、AZはゴール前やや左でFKを獲得すると菅原がキッカーを務めた。菅原は冷静に右足を振り抜き、見事ゴール左隅に突き刺し、この試合2点目を挙げる。試合はそのままAZが4-0で勝利した。

　同メディアは、「菅原はここ3試合で常にゴールに絡んでいる。今シーズンはアジアカップのため4試合を欠場しているが、彼がいない時にAZはいずれも勝てなかった」と述べた上で、「（敗北の原因）すべてを彼のせいにしたくないが、彼はとても重要だ」と、チームにもたらす影響力を強調した。

　また、「彼の直近9ゴールはすべてアウェイの試合で決めた。AZのシーズンチケットを持っていてホームゲームにしか行かない人なら、なぜ彼のゴールを見られないのか不思議に思うだろう」と、アウェイ戦での菅原のパフォーマンスについて賛辞の言葉を送っていた。