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このままだとクビ…。クラブでの立場がヤバい名手10人。あのサッカー日本代表選手も大ピンチ!?

シリーズ:立場がヤバい名手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:トーマス・パーティ(アーセナル/イングランド)

アーセナルMFトーマス・パーティ
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年6月13日
23/24リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト

 アーセナルはプレミアリーグ第28節終了時点で首位に立っている。しかし、念願の優勝に向けて突き進んでいるチームの中心にトーマス・パーティの姿はない。

 2020/21シーズンにアトレティコ・マドリードからアーセナルに移籍したトーマスは、すぐにミケル・アルテタ監督が志向する[4-3-3]のアンカーのポジションに定着。保持時は高いプレス耐性でビルドアップの出口となり、守備時はフィジカルの強さでフィルターとして大いに機能していた。

 ところが近年は怪我による離脱が大幅に増え、今季はプレミアリーグでわずか6試合のみの出場とほぼ戦力としてカウントできていない状況が続いている。代わりに今季からアーセナルでプレーするデクラン・ライスの存在感は日増しに高まっており、すでにトーマスに依存しないチーム作りが完成されたと言ってもよいだろう。現行契約が2025年夏までということを考えると、今季限りでの退団も選択肢にありそうだ。

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