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【写真：Getty Images】

クロップ監督はデ・ゼルビ監督を後任に望んでいる？

　プレミアリーグ第30節が現地時間3月31日に行われ、リバプールはブライトンと対戦し、2-1で勝利した。試合後、今季限りで退任するユルゲン・クロップ監督が、後任監督と噂されるブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督と話し込んでいた姿が話題となっている。地元メディア『THIS IS ANFIELD』が、現地時間1日に報じている。

　リバプールを率いるクロップ監督は、今シーズン限りで退任することを発表している。後任監督が誰になるか多くのメディアが候補を連日報じており、この日も対戦相手であるブライトンのデ・ゼルビ監督もその1人として常に名前があがっている。

　この試合の前に、後任候補筆頭とみなされていたクラブのOBで現在バイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督は、来シーズンも同チームに残ることを発表していた。そのため、後任監督の候補でもあるデ・ゼルビ監督とクロップ監督のチームの対戦は多くのメディアが注目していた。

　この試合はリバプールの勝利で終わったが、試合後にクロップ監督がデ・ゼルビ監督と熱心に話し込む姿がカメラに映っており現地でも話題になっている。クロップ監督はデ・ゼルビ監督に対して「サッカー界をひっくり返し続けるように言った」と語っており、ブライトン指揮官の手腕を次のように絶賛したと同メディアは報じた。

「少し離れたところから見ている。私は彼のやっていることをとても尊敬している。彼が成し遂げたことは信じられないほどだ。ブライトンはアレクシス・マック・アリスターとモイゼス・カイセドを失い、負傷者も多いが、彼はチームをまとめている。特に2人はチームのエンジンだったが本当にうまくやっている」

　また、クロップ監督は「なんて素晴らしい仕事をしているんだ」とデ・ゼルビ監督を絶賛する言葉を送っていた。同メディアは、「次期監督人事に関してはクロップ監督は関与しない」と前置きした上で、「しかし、彼が推薦を求められたら、ブライトンでの仕事に対する賞賛を考えると、おそらくデ・ゼルビを支持するだろう」と、ブライトンの指揮官がリバプールの後任監督になる可能性を指摘していた。