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【写真：Getty Images】

遠藤航の能力を絶賛するリバプール指揮官

　プレミアリーグ31節、リバプール対シェフィールド・ユナイテッドの試合が現地時間4日に行われる。リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、最下位に沈むシェフィールドとの試合を控えて前日会見で日本代表MF遠藤航を絶賛した。現地メディア『THE STRAITSTIMES』が、現地時間3日に報じている。

　昨夏にリバプールに加入した日本代表の遠藤について、加入当初は現地メディアはその実力に懐疑的だった。しかし、現在ではリバプールでの地位を確固たるものにしつつあり、中盤の底の選手としてスタメンで毎試合のように起用されフル出場も当たり前のものとなっている。

　クロップ監督は、「攻撃面では何よりもまずプロテクションが必要だ」と、チームにおける遠藤のポジションの重要性を強調した上で、同選手について次のように評価している。

「（遠藤のポジションは）完璧である必要がある。彼は（チームが）攻撃的に飛び回る自由を与えてくれる。特に、生まれながらに守備志向のミッドフィールダーは非常に役に立つ」

　また、クロップ監督は「彼はポゼッションでもとてもよくやっている」と述べた上で、「みんなとよく連携して、本当にうまくやっている。超重要だ」と、攻撃面でも高く評価し称賛の言葉を送っている。

　もっとも、シェフィールド戦の出場については、「彼はブライトンとの試合（相手選手から）強打を受けてしまった。明日に向けて、出場できるかどうかを見極めなければいけない」と、欠場する可能性も示唆していた。