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もう見たくない…。バルセロナで嫌われすぎた選手6人。まさか…。サポーターを激怒させた男たち

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ルイス・フィーゴ(現役引退)

バルセロナMFルイス・フィーゴ
【写真:Getty Images】


生年月日:1972年11月4日
バルセロナ通算成績:249試合45得点69アシスト

 ルイス・フィーゴはバルセロナに所属した経験のある選手で最も嫌われていると言っても過言ではない。2000年にバロンドールを受賞した元ポルトガル代表MFは、その直後に最大のライバルであるレアル・マドリードへと移籍して大きな物議を醸した。

 1995年夏にバルセロナの一員となったフィーゴはすぐにレギュラーの座を射止める。元オランダ代表FWパトリック・クライファートや元ブラジル代表FWリバウドと共に強力アタッカー陣を形成し、2度のリーグ戦制覇など数々のタイトル獲得に貢献した。

 その卓越したドリブルとパスのスキルからチームの象徴的な選手として名を馳せると、1998/99シーズンからは主将を務めた。そんなクラブの象徴的な選手のレアル・マドリード移籍にサポーターが怒らないはずがない。レアル・マドリードの選手としてカンプ・ノウに乗り込んだ際にはボールを持つ度にブーイングが浴びせられ、ピッチ外でもフィーゴが経営する飲食店が破壊される大騒動に発展した。

 過去にフィーゴ以外にもバルセロナからレアル・マドリードへと“禁断の移籍“を果たした選手はいるが、彼ほどの物議を醸した例はないだろう。このような裏切りをして、嫌われないはずもない。

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