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【写真：Getty Images】

エムバペの影響でヴィニシウスが移籍か？

　フランス代表のキリアン・エムバペが来シーズンからレアル・マドリードに加入すると多くのメディアが報じており、現在チームの主力として活躍するヴィニシウス・ジュニオールの起用にも大きな影響を及ぼす可能性が高い。英メディア『TEAM TALK』は、ヴィニシウスがエムバペの影響で移籍する可能性について現地時間5日に報じている。

　ブラジル代表のヴィニシウスは、現在レアルの絶対的な主力として活躍している。今シーズンは30試合で18ゴール6アシストを記録しており、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）でも4ゴール7アシストを記録した。

　もっとも、来シーズンはエムバペがレアルに加入する可能性が高いと多くのメディアが報じており、今シーズンとはまったく異なるチーム陣容になることも考えられる。左のウイングでもプレーできるエムバペは、ヴィニシウスからポジションを奪うだけではなく、世界最高の選手の1人として味方の選手からもっとも頻繁にボールを供給される可能性も高い。

　同メディアは、エムバペの加入により「エゴの衝突が起きる可能性が高い」と述べた上で、「選手たちが同じポジションでプレーすることがあるという事実がある一方で、これまで多くのスーパースターがレアルでそうしたように確実に共存する可能性もある。どうなるのかはまだ分からない」と、両選手の未来について言及した。

　また、スター選手の衝突を見越して、「チェルシー・リバプール・パリサンジェルマン」が獲得に向けて動いており、1億7000万ポンド（約272億円）程度でオファーをする可能性もあると同メディアは報じている。

　特に、リバプールに関しては、エースのモハメド・サラーが今シーズン限りでサウジ・プロフェッショナルリーグに移籍する可能性があり、同メディアは「サラーの売却で利益を得られる可能性があり、ヴィニシウスも同様の才能を持った選手で、もし移籍すればその穴を埋めることになるだろう」と伝えていた。