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【写真：Getty Images】

アルダ・ギュレルは今季リーグ戦5試合の出場にとどまっている

　昨夏、フェネルバフチェからレアル・マドリードへと移籍したトルコ代表MFアルダ・ギュレル。度重なる怪我によって良いスタートを切れなかった同選手は、今季のリーグ戦5試合出場にとどまっている。スペインメディア『EL NACIONAL.CAT』が現地時間5日、レアル・ソシエダがギュレルを獲得する可能性について報じた。

　昨季のレアル・ソシエダは、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）への出場権を獲得するなど、クラブとして大きく飛躍した。その原動力として、『EL NACIONAL.CAT』はサッカー日本代表MF久保建英の存在を挙げる。

　そして、「ラ・レアル（レアル・ソシエダの愛称）は、マドリードの偉大な真珠のひとつを久保の作戦を用いてチームに加入させたいと考えている」と見出しを打った。久保は2022年7月、レアル・マドリードが買い戻し可能な50％の保有権を持ち、それを条件に600万ユーロ（約8.4億円）の移籍金でラ・レアルへ完全移籍した。

『EL NACIONAL.CAT』は「久保の足跡を継ぐ」として、そういったテクニックがギュレルの移籍にも適用できるのではないかと論じている。また、同メディアはギュレルが「カルロ・アンチェロッティ監督から信頼を得られていない」と指摘しており、「他チームへのレンタル移籍などがあれば、サッカー選手として成長できるかもしれない」とその将来について見解を示した。